ニュースになっているようですね。
ゲノム編集による遺伝子の改変をされた受精卵から、人間の子供が生まれたと主張する研究者がいるそうです。
私は俗に言われる「神」の存在は認めていません。人間が神と崇められることには違和感があります。
しかし、宗教そのものを否定するわけではありません。宗教を信じる人がその宗教の経典の教えによって救われている事もあるのですから(虐げられることもあるけど)。
山とか樹木とか自然の力に恐ろしさやありがたさから生まれる信仰というのはありだと思います。
※もっと言えば、なぜ宇宙で有機物が生まれ、生命が誕生し、何をきっかけで進化が進むのか?と言えば万物創世の神みたいなものはあるかもしれない(^_^)
で、本題。
生命の神秘を解き明かそうとする人間の好奇心は否定しません。それに伴う技術の進歩も良いでしょう。
ただし、超えちゃいけない一線はあると思うのです。
それは今話題になっているゲノム編集もそうですし、個人的にはES細胞とかIPS細胞に始まる再生医療もどうかな?と思います。
ここは既に人間が手を触れてはいけない神の領域だと考えています。
そして、医療をはじめとする生物学(?)の世界だけではなく、既に開発者が自分で開発したAIから出力された結果を導くロジックが理解できないとか、人間の手(理性とかモラルとか)ではコントロールできなくなる事態に突入する事は良くないと。
歴史を振り返ると、技術の進歩とはあるところまでであれば人類の役に立つものですが、ある一線を越えた途端に人類にとって悪でしかない事って沢山あると感じています。
時として研究者や技術者がその好奇心と興味と名誉欲で突き進んだ結果、人類にマイナスでしかない事は嫌だなぁ。