ゆるキャラグランプリ2018で、自治体の組織票があったとして上位の3体がグランプリを逃したんだそうです。
ゆるキャラグランプリはインターネットによる事前投票と、会場での直接投票で順位が決定します。で、今回問題になったのは、この事前投票。

事前投票は登録したメールアドレス毎に1日1回の投票ができます。つまり、普通の人ならば1日に1票の投票ができる仕組みです。

ところが、今回は主にご当地部門でエントリーしている自治体が大量の投票用メールアドレスを取得して、1人で1日に何票も投票していた疑いがあるというもの。
今回は組織票と認定された投票分を無効とした結果、上位が大きく順位を落とすことになったそうです。

これ、前々から言われていたこと。

直接では無いですが、ゆるキャラグランプリにエントリーしている団体の割と近くに居た時期がありました。
仮に自治体がエントリーするご当地部門だと、自治体で大量にメールアドレスを用意して、職員がメールアドレスを使い分けながら1日に何票も投票するとか。
なんでも事前投票の期間は、土日祝日も担当部署を中心に職員が休日出勤をして投票していたらしいという噂も聞きました。
でも、まだこれは良い方かな~
実際に、人口が2万人程度しかいない自治体からエントリーしているゆるキャラに、それこそ数十万票/日の投票があったりしました。
投票の推移を見ていると、平日や夏休み期間中は大量の得票があるものの、休みの日や夏休みが終わった途端1日の得票数が落ち込みます。
更に、順位が下のゆるキャラに迫られると一気に前以上のペースで得票が伸びたりもします。

ここまで行くと、「海外の業者に投票を委託してるんじゃね?」みたいな印象でしたね。

一時期ほどのブームはなくても、やはりご当地のゆるキャラが1位を取ったりすれば、地元経済へ効果があるという事で頑張るのでしょう。
でもね、本当に経済効果があったのはふなっしーとかくまモン位までで、それ以降のゆるキャラは1位をとっても大して話題にもならないし効果も無かったんじゃ無いのかなぁ~