APIAさんのGRANDAGE LITEシリーズで、唯一のベイトロッドです。

あまり使っている方がいらっしゃらないのか、インプレが少ないようなので・・・ベイトタックル初心者の私が感じた事を書いてみましょう。

そもそもこのロッドは当初購入予定には無いものでした。
今年の春(20年の春)に「ベイトタックルでチニングをやってみよう!」と思い立ったものの、メインはスピニングタックルでの釣りを考えていました。最初はアブガルシアのSALTY STAGE KR-X Baitfinesse CustomでSBFC-745MLS-KRを買ってみたのですが、ベイト初心者にはちょっと違和感があるロッドでした。いつも短めのアジングロッドとか、スピニングのチニングロッドも張りがあるタイプを使っているので感覚が違いすぎてキャストの練習以前に戸惑いが大きくて(笑)

そこで、ロッドを多くの人が使っている物にすれば、自分の何処が悪いのかがはっきりするのでは??と思い、注文したのがオリムピックの18 Silverado GSIC-762MLです。ただ、Silveradoは何処にも在庫が無い入手難なロッドでして・・・
5月始めに注文はしたものの納期は未定。たぶん、7月位では??という曖昧なままの発注でした。

なかなか届かないロッド。進まない練習(ロッドとリールのせいにしている)。

そこで、客先そばの釣具店に在庫があったこのC76を買ってみました。GRANDAGE LITEは64/5と76/5を使っていて、そんなに悪くない印象でしたので。
※C76を買った翌々日には突然Silveradoが届くという!!!(笑)

さて、C76のインプレです。
今のところ、河口域でワームを使ってボトムを釣るチニングに使っています。
※シンカーが5~9g + 3インチ前後のクロー系ワームを使ったフリーリグと思ってください。
Silveradoよりは細身で軽量。かつ、少し柔らかめです。

この「柔らかめ」が私には肝心で、キャストの際にうまくロッドを曲げることが出来ます。リリースポイントが分かりやすく、飛距離が出ます!
柔らかめと言っても感度はシッカリありますよ。
例えば、フリーリグとか直リグ(MKリグ)でボトムの石にシンカーが当たった際、Silveradoは「トンっ!」という感触が伝わってきますが、GRANDAGE LITEは「カンっ!」という乾いた感じが伝わってきます。ボトムの感触を確かめながらの釣りですが、さして問題にはなっていません。
魚を掛けた後に寄せてくるパワーも問題なし。40cmオーバーのチヌでもキレイに曲がりつつグイグイと寄せてこれて、パワー不足を感じることもありません。

18 Silveradoは入手難で、20 Silverado PROTOTYPEはちょっと高い。シルバーウルフのAIR AGSも高いし・・・という方には、シルバーウルフMXと共に検討される価値はあるかと思います。
GRANDAGE LITE、物は良いと思うのですがあまり人気が無いのか市場には結構在庫が豊富です(^ ^)