前のエントリーで私がThinkPadを使っている事は書きましたが(昔にも書いたな)、ThinkPadを使うのはキーボードがちゃんとしている事と、トラックポイントが使えること(だからLibrettoも買ったんだ)。そして、カスタマイズが出来ること。
パソコンいじりが趣味ではないので、変なクセが無くて確実に動作をする事が重要です。なので、ThinkPadのカスタマイズ項目で重要なのがCPUやチップ関係がIntelである事。当然の助動詞。
ところが、Windows用のドライバとしてMicrosoftさんから提供されるドライバはTagに対応していません。
これだとネットワーク機器のテストの時に不便なので、ドライバを入れ替えてTagに対応させちゃいます。
Intelさんのサイトでお使いのWindowsに合ったドライバを探してください。
私のWindows7 Pro(64bit)だと、「PROWinx64Legacy.exe」でした。OSのバージョンによっても違うかも。かもかも。
ドライバをダウンロードしてきてインストールすれば、見事にTagが使える様になりますよ♪
設定画面の説明には、TagVLAN作成時には少しの間ネットワークの接続が切れる・・・と書かれていますが、新規作成や削除,OKのボタンを押した際に結構待たされることがありました。Tagを付けたり外したりする際に面倒なのでNETGEARのGS108TとかGS105Eを持ち歩いています。
以前はキャプチャ用としてミラーリングができるこれらのスイッチを持ち歩いていましたが、最近はキャプチャ用としてPlanexのFXG-05RPTを使うのでお役御免と思いきや、Tagが使えるので持ち歩くのを止められず・・・(笑)
※PC用はUnTagに設定したポート。スイッチなどでTagが必要なところはTag付きに設定したポートを使いますよ。
もうひとつ。
ネットワーク屋さんをしているとパケットをキャプチャする機会が多いと思いますが、どうもIntelさんのドライバはキャプチャのソフト(Wiresharkとか)にパケットを渡す際にTagの情報を切り離して渡す様です。なので、Wiresharkで見てもTagの情報が見えないのですね。
検索すると色々とでてきますが、今回参考にさせていただいたのは「..たれろぐ..」さんです。
なんでもWindowsのレジストリをいじればOKの様です。同じことはWiresharkのサイトにも書かれていたりしますが、日本語じゃないので・・・しくしく
私の場合、上記の通りIntelさんのドライバをインストールした所、e1dやe1cのPCばかりでした。
※この確認はデバイス
で、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Class\{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}\00xx」をいじります。
最後の00xxを探さないといけないですが、見つかってしまえば後はレジストリにパラメータを新規に追加するだけですね。
- ドライバが e1g, e1e, e1y の場合は → MonitorModeEnabled=1
- ドライバが e1c, e1d, e1k, e1q, e1r, ixe, ixn, ixt の場合は → MonitorMode=1
との事です。さっきも書きましたが、私のThinkPadさん達はe1dとe1cでしたので素直にMonitorModeを1に設定。
すると、WiresharkでもスパッとTagが表示されます。便利便利♪