CRF150Rの動画がありました。さすがにフルサイズ程ではないようですが、結構足が良いかも!
そんな動画はこちら(Tranceworld Motocrossへのリンク)
先日は車の不法投棄を見かけた時のことを書きましたが、今回はタクシー強盗編!?です。
やはり夜釣りに行こうと車を運転していました。「今日は釣れるかなぁ?」等と考えながらボーッと運転していると、なぜだか前方の景色に違和感を感じます。「何がおかしいの?」と考えながら走っていたらある事に気づきました。
私の前には乗用車が1台走っていました。その前にタクシーが走っています。片側一車線の普通の道(川崎周辺の方だと北加瀬周辺の尻手黒川線と言えば分かるでしょうか?)です。対向車も走ってますし、歩道は普通に人が歩いています。極々普通の風景です。
その風景の中で、1箇所だけいつもと違ったのです。タクシーの屋根についている行燈(?)が赤く光っているのです。
普通のタクシーは夜になると行燈に白とか黄色の明かりがともります。それが赤いのです。
「タクシーには強盗等に襲われた時、運転手はそれとなく外部に助けを呼べるような仕掛けがある」という記憶がよみがえってきました。確かテレビで見たのですよ。ただ、その「知らせる仕掛け」がどの様な物かまでは覚えていませんでした。
私の車とタクシーの間には乗用車が走っていますので車内の様子までは分かりません。じっくりと観察をしてみたいところですが、もし非常事態ならば一刻も早く対応しなくてはならないでしょう。
そこで、110番通報です。携帯から110番通報をしてみました。管制センターが電話に出たところで、「前を走っているタクシーの屋根に付いている電飾が赤く光っているのだけれど・・・」と説明しました。
さすがに管制センターの警察官です。落ち着いています。現在走っている場所の住所,路線名と進行方向を伝えます。そうこうしているうちに、前を走っている乗用車が左折してきました。そう、私の車の前には問題のタクシーが走っています。
ここで車種とナンバー,色や塗装の特徴を伝えます。ただ、個人タクシーだったので会社名などは後ろに書いていませんでした。相変わらず車内の様子はまったく分かりません。
タクシーにくっついて走っていると脇道にそれていきました。このままじゃ例えパトカーがやってきても見つけられないかも知れません。管制センターの警察官に「用心深く車間をあけてついていく」と告げ、了承を貰って(?)電話をつないだまま追跡です。
※あ、この時は当時まだ規制されていなかったのですが、たまたまハンズフリーがついていました。
※先日書いた不法投棄の時もそうですが、こういった時に後ろをついていく事については管制センターから勧められもしませんが、止められもしませんね。パトカー等が確実に通報対象を捕捉できるまでは情報が欲しいみたいです(そりゃそうだ)。捕捉できる目処が立つと離れるように指示されます。
相変わらず車内の様子は伺えませんが、あまり同様する雰囲気もなくタクシーは住宅街の裏道を走ります。しばらく進んだところで交番を通過しそうです。この交番の前には信号もあり、運良く赤信号で止まる様ならば、できれば交番のお巡りさんに確認して貰いたいところ。
この事を管制センターに伝えましたが、たまたま交番のお巡りさんはパトロールに出かけていて不在の様でした。残念!
私は周囲の地番表示とカーナビを確認しながら現在地を伝え、管制センターでは地図を見ながら進路の特定を進めているようです。ここで所轄の担当者が無線に加わり3者通話状態に。
更に走るとタクシーは住宅街の駐車場に止まりました。周囲を建物に囲まれていて、陰になる場所が駐車場です。道路から駐車場の中までは確認できませんが、周囲はあまり緊迫した雰囲気ではありません。ここで「ひょっとしたらタクシーの運転手が外部通報用のスイッチを間違えて入れ、気づいていないのかも。駐車場に止まったのは帰宅しため?」という仮説を私と管制センターでたてました。
かといって本当に事件なら私がノコノコと確認するのはマズイでしょう。駐車場の出入りが無いことを確認できる少し離れた場所に車を止める事にしました。管制センターからもパトカーが到着したら引き継いで欲しいとのこと。ここで電話を切りました。
待つこと数分。パトカーが到着しました。乗っていた警官に自分が通報者だと言うことと、その奥にある駐車場に入っていった事。その後、人も車も出入りがなかった事を伝えました。その後に到着した覆面パトカーの私服警官にも同じ事を伝え、その場を去りました(もういいよ!ありがとう!との事でしたので)。
その後も調書を取ると言った事はありませんでしたので、どうもタクシーの運転手によるミスだった様です。
この時はたまたま重大事件ではありませんでしたが、タクシーの行燈が赤く光っていたら注意して見た方が良さそうです。最近物騒ですしね。
ほんと、夜釣りに出かけるとといろいろとあるのですよ・・・
新型戦闘機としてDR-Z400Sが導入された訳ですが、その経緯などを簡単に???。
- そもそもの発端は?
前々からkazさんなんかと雑談をしていて、「DR-Z400Sって気になりますよね?」という話題が出ていました。
主戦闘機であるスーパーシェルパは街乗りからツーリング,林道,トライアルごっこ,エンデューロ(?)と大活躍なのですが、高速移動がちと辛い。
KLEは高速移動が大変楽ですが、車重がそこそこあるので私の腕ではダートが辛い。
よく冗談で、「北海道ツーリングなら、函館までの自走&フェリーはKLE。函館から先はシェルパがいい!」なんて言っていたものです。その時は「北米ではKLX400として売っているのだから、国内でも・・・販売はないな・・・」なんて。
もうちょっと高速移動が楽で、林道もKLEより気楽に入れそうな(気がする)DR-Z400Sは気になる存在でした。ただ、この時点では購入するあてもなく・・・ - この春から
自然山通信さんが開催される相模川クリーンアップトライアルにシェルパで2回出場させて頂きました。これが大変面白い!
その後も、ニシマキさんとお会いした時にGASGASのトライアル車に乗せて貰ったり、kazさんが購入したやはりGASGASのトライアル車に乗ったりすると、大変欲しくなっちゃいました(その他にもいろいろな方がトライアル車を導入しているし・・・)。
それとは別に、オフロードヴィレッジをレンタルバイクで走ったり(こことか)、12時間の耐久エンデューロに出ると、もっと足が良いバイクにも乗ってみたくなります(こことかこことか)。トライアルとは違うけれど、やっぱり面白い!
もう一つはラリー。SSERのTBIや来年の夏に開催予定の北海道4DAYSには出てみたいと思っています。シェルパでの出場を考えていますが、別の選択肢があってもいいかも・・・ツーリングも良いのですが、もう少し土の上で遊んでみたいなぁという思いが強くなってきました。どの方向性にしても「乗っていて楽しいバイク。遊べるバイク」というのが欲しくなってきました。
- KLE500って?
とても良いバイクでした。私が大型自動二輪免許を取得するきっかけとなったバイクですし、スタイルもツアラーとしての乗り味も非常に気に入っていたのは間違いありません。
特に見る角度によっては「おっ!」と思わせる威圧感。休日に高速のSAやPAでは大きなロードスポーツが大量にいますが、時として引けを取らない存在感があります。昨年の北海道ツーリングでも目立つ上に「初めて見ました・・・」と話しかけられることが多かったです。でも、それでいて意外に乗りやすい。ただ、時として私にとってはちょっと車重がありましたが(笑)
残念ながら今年になってから少し競技っぽい方向に関心が向き出すと、稼働率が低下してきたのも事実です。とっても気に入っているけれど、段々と乗らなくなってしまう。なんかもったいないなぁ・・・乗らなくちゃなぁ・・・と。かといって、乗らないもったいなさよりも、面白いバイクに乗りたいという欲求が勝っちゃってるんですよねぇ。
※とはいっても、普通の人より乗っていると思いますよ。1年で約9000km(平行してシェルパも乗っていますので)走りました。
こんな事を書くとおかしいかも知れませんが、置く場所と資金に問題がなければたぶんまだ所有していたでしょう。明日にでも宝くじがあたれば、間違いなく置くための土地を買ってすぐにKLEも買ってしまいそうです(笑)
- トランポ?ミニモト?トラ車?
KLEではなく、他のバイクにしようかな?と思った時、真っ先に思い浮かんだのはミニモト(85cc位のモトクロッサー)かトラ車の導入。どちらを選んでも(最終的にはどちらもやる気がする)私の運転に良い影響を及ぼすのは間違いないと思っています。
また、乗っている車の車検が近づいていることもあり、この機に車をトランポに変更+ミニモトかトラ車の組み合わせの導入は非常に現実味を帯びたものとなってきました。
しかし、ネックだったのは駐車場です。月極の駐車場を借りているのですが、少しいびつな形をした区画なのです。車が入る方向(通路側。上の図だと向かって左)が狭く、その為、本来は軽自動車専用として指定されている場所です。
ところが、車の後ろ側は少し広いために上手い具合にシェルパが入ります。お隣さんの車とよその車(RX-7)が止まれば、ほぼ完璧にシェルパを包み隠してくれるという場所(全部の車が止まっていたら、自分の車を動かせば出し入れ自由)。盗難対策としてもわりかし良いかと。
その区画に「小さい車だから良いでしょう!?」と不動産屋と交渉してOKを貰っています。全てはシェルパを置きたいため(爆)
その反面、図で向かって左の通路側は狭いので、ステップワゴンクラスでも入りません・・・いや、お隣のエスティマがいけないんだけどさ。
近所で空いている駐車場(勿論トランポと通勤にも使うシェルパが置けるスペースが必要)を探したのですが、良い場所が見つからず・・・でした。少し離れれば適当で空いている駐車場はあるのかも知れませんが、シェルパは頻繁に稼働しますのでシェルパに乗るたびに家から離れた駐車場までの移動がやっかいかなぁ(無精?) - じゃ、どーする?
いろいろと考えましたが、懐具合(体調が悪くて、この夏はあまり働いていないんだ = 貧乏?)や置き場所を勘案すると、KLEを手放し&今の車の車検を取るのが良さそうです。そしてトランポがとりあえずなくてもあまり困らないバイク。つまり公道を自走できてそれもできるだけ足が良さそうなヤツ!そう、ウェストポイントでモトクロッサー並のジャンプじゃなくて良いから、もう少し飛べる足!(笑)
当然、長い目で見ればKTMとかヤマハのWRという路線もあるのでしょうが、とても乗れる代物ではなさそうです。当然レーサーですからメンテの手間もかかるでしょう。TY-Sを導入するという案もあるのですが、稼働率などやっぱりちょっと考えてしまいました。
※BACKOFF誌にTY-Sを開発したヤマハの木村さんに対するインタビュー記事が載っていましたが、私のような人のためのバイクみたいです。興味がある方は現在発売中のBACKOFF誌(2006年10月号)をご覧下さい。
次の選択肢として、KLX250やXR250を導入するという案。実際にKLXに乗ってみてシェルパより良い足というのは分かりましたし、来年は先にも書きましたとおりTBIへの参加を考えています。なかなか向いている様な気もしますが、これらのバイクはシェルパとキャラがかぶるしなぁ・・・
そう、まったくシェルパを手放すという事を考えていません!(爆)普通の人ならKLXとKLEという選択をしそうですが(笑)だってシェルパが好きなんだもん!(笑) - そこで・・・
急浮上したのがDR-Z400Sです。
車重は少し重くて足つきも悪そうだけれど、素性の良いバイクらしい!少しは飛べるみたいよ!TBIとかBTOUには必ずDR-Zがでてるじゃない!と思考が加速します。
それでも最初は「程度の良い中古があるばそれでもいーかな?」位で、冷やかし半分にバイク屋さんを巡っていました。ただ、あまり気に入ったバイクがなくて・・・何せ、DR-Zですよ!それも21インチのSですよ!
最近人気のモタードモデルになるDR-Z400SMじゃあないのですから、玉数は豊富と言うほどではありません。KLE500より多いけど(ボソッ)そんな中、何気なく近所にあるスズキさんのお店に立ち寄ってみました。で、更に何気なく「DR-Z400Sっていくらですか?」と聞いてみたのです。この時点ではまったく新車を買う気もなく、100%冷やかしです(笑)
そーしたら!奥さん!DR-Zは先日’07モデルが発表,発売されました。と言うことは、今日はまだ2006年の夏だというのに’06モデルは型落ちです。そう、この型落ち新車が安いのです。2?4年落ちで走行距離も怪しい(何台か見たけれど、全て2000km台。ただ、スプロケとか全体のヤレかたからすると走行距離は怪しい)中古車で車検を取っての乗り出し価格と、新車の車両価格がほぼ一緒なんです!と言うことは、諸費用分を上乗せすれば新車なんですよ、奥さん!
やれている部分のメンテを考えたら、中古車と新車はそんな大きな価格差はないんですよ!
やられちゃいました。スズキさんの策略に嵌ってしまいました(爆)
で、DR-Z400Sを買っちゃいましたぁぁぁ! - 今後の予定
えっと、まずは機種転換訓練です(笑)
なにせベースがバリバリのコンペモデルとまではいかなくても、かなりの性能を持ったバイクのようです。シェルパですらまだ自在に乗れていない私に、こんな性能のバイクが乗りこなせるわけがありません!(きっぱり)
でも、乗ってみたかったの!趣味の乗り物なの!だから、いーのっっっ!!!(笑)いや、機種転換訓練のそれ以前に足が・・・スニーカーとか革靴(でも私は乗るの。基本は通勤ライダーだから)だと両足のつま先はなんとか届きます。バレリーナまではいきませんので、跨ったままでバイクを前後に動かすことはできます。ブーツ履いたら・・・たぶん無理。少しでも足首の動きが制限されちゃうと・・・タフギアでやっとでしたよ。
でも、近日中にシート高が上がります(笑)「三角木馬」の異名を持つDR-Zでの移動を少しでも快適にするため、某メーカーのシートを手配・・・済みなんです(爆)
ある程度慣れてきたら、VFR800氏に勝負を挑まないとね。VFRとの高速での勝負は捨てました。タイトなワインディング(の下り?)での勝負にかけます。その為にKLEより60kg近く軽くて足が良いDR-Zにしたんだもん。ねっねっ!
※だったらモタードのDR-Z400SMにして、吸排気にキャブとブレーキ,タイヤをやれば下りだけじゃなくて上りでも・・・という意見は無しの方向で。破産します(^^)
今月は奇数月ですから、BACK OFF誌とFREERIDE Magazine誌を購入しなくてはなりません。
もっとも、この数ヶ月定期的に買う雑誌は全てのジャンルをひっくるめてもこの2誌だけになっちゃいましたね。一時期はコンピュータ系,ネットワーク系に釣り雑誌やラジコン雑誌も買っていましたから、かなりお財布的にはダイエット中♪
ええっと、ついGARRRR誌が・・・(笑)
だって、シェルパの写真が(割と)多く掲載されていたんだもん!もっとも、ほぼ同数セローとXR230も掲載されいますが・・・要は各車比較っていう記事ですね(爆)
バイクのトライアルってどんなの?時々、LevicoのBlogにもトライアルって出てくるよね?という方への参考動画です。
この動画は競技というより、自由に楽しんでいるシーンですけどね。ある種、究極なバイクの乗り方ですよぉ!
トライアルの動画に興味がある方はこちら!(YouTubeより)
昨日書いた「僕の荷物・・・(今のところ謎な話題)」ですが、その後のトラッキングでは無事に日本に到着した様です。税関も通って、今のところ東京国際郵便局まではやってきました。
近日中に到着した荷物をお見せできる・・・できるかな?
港湾部の工業地帯に夜釣りに行くと、いろいろな場面に出くわします。
数年前のある日、夜釣りでとある港湾部に出かけました。自動販売機で飲み物を買っていると、対向車線側でなんか不審な人がいるのです。路肩に駐車した車からナンバーを外している様子。
あれ?一般公道で車からナンバーを外すって・・・それも封印している後ろのナンバーを??(笑)
この場所はちょうどこの時期、車の不法投棄が増えていたのですね。
一通りの作業が終わった二人組は別の車に飛び乗り、現場を走り去りました。
ほほん!これは!!と思い、車に乗り少し車間をあけて付いていきます。そして110番通報!
通報にでた県警の担当者に前を走っている車のナンバーと車種に色、そして現在の走行地点と予想進路不法投棄の場所を伝えます。しばらく電話をしながら走ったところで県警の担当者から追跡を打ち切って現場に戻るようにとの指示がありました。
こういう通報の時は大抵管制センターの担当者と話をしている途中で所轄の人もでてくるのですよね。で、3者通話になります。この時、「不法投棄の現場を目撃して追いかけているとは珍しいケースだね・・・」とか。
現場では近隣の交番からやってきたお巡りさん、その後、パトカーに鑑識までやってきました。
状況を説明し、現場の証拠となる写真撮影に協力してその日は終了しました。
が、翌日の朝に警察から電話がありました。なんでも私が通報した直後に不法投棄した犯人がつかまったそうで、調書に協力して欲しいそうです。
えぇ、行きましたよ警察署へ。初めて取調室に入り調書を作成しました。あ、私が犯人じゃないですよ!(笑)
犯人じゃないので、とても良い雰囲気で取調室を満喫できました(爆)
夜釣りに出かけると時々こういう場面に出くわします。車の不法投棄はその後も通報したことがありました。また、他の出来事も・・・機会があればまた書きます。
知っている人は多くないと思いますが、私はたぶん献血マニア?です。
とは言っても、「**の献血センターはいいぜっ!」なんていうヲタク系マニアではありません。たぶん、人よりちょっと回数が多い位です。手元にある献血手帳をみたら今までの累計が44回だそうで。
※一時期は成分献血だと1回の献血で3回分とカウントされていたので、実際はもう少し少ないと思いますが。
献血をするようになったのはきっかけがあります。
一番最初の献血は、高校生の時に学校へ献血車が来た時だったかと思います。この時は「献血に行けば授業に出なくてすむ!」というとても純粋かつ不純な動機(?)でした。
その後、特に献血を意識することはない生活でした。
社会人1年目の初夏のことです。その日は確か横須賀の現場へ3,4日間出張する仕事の2日目だったと思います。6月だったと思いますが屋外の現場はとても暑く、半袖の作業着だと日焼けでやけどをする位だった事を覚えています。
家に帰ると、高校の同級生から電話があったとのこと。電話の内容は「同級生のI君が事故で手術中。緊急輸血が必要なので病院まで来て欲しい」というものでした。
この時、私は「輸血が必要と言っても赤十字の輸血用血液の在庫がなくなる訳ではないだろう」と思ったのです。当時、隣の家の奥さんは看護婦をしており、先の話をしたところ「余程のことがない限り病院で採血し、輸血する程の事はない。赤十字の方で対応できる」という事でした。当日は疲れている事もあってI君が入院している病院には行きませんでした。
翌日、やはり現場から帰宅すると「I君、もうだめかもしれない」との連絡が入っていたのです。
早速病院に駆けつけると、同級生が沢山集まっていました。医師の話では手の施しようがないらしいとの事。
その場にいた同級生に話を聞くと、連絡がついて輸血できる血液型の人はかなり集まった様です。血液型が合わない人は心当たりに電話したり、病院のそばにある私鉄の駅で輸血用献血を呼びかけていたとか。また、通りがかりの人が何人も協力してくれたそうです。
I君はR246をバイクで走行中、中央分離帯を飛び越えてきたトラックと正面衝突したそうです。病院に運ばれ、手術を受けましたが事故から3日後に亡くなりました。
正直、ショックでした。
確かに、私が駆けつけて輸血に協力してもI君は助からなかったかも知れません。助かったかも知れません。それは分かりません。
でも、人の生死がかかっている場面で、私も少なからず協力できる事があったにも関わらず、何もしなかった事。後悔しました。
それから、少しでも人の役に立てればと思い、機会があれば献血をするようになりました。時には「献血ルームは涼しいから」といった不純な気持ちがまったくないとは言いませんが、献血をするたびにI君の事を思い出します。
罪滅ぼしではないですが、こんな私でも困っている人の役にたてる事があるのなら、少しは協力しないと・・・と思うのです。
献血をすると言うこと。それはどこかの人の役に立つかも知れないと言うこと。
そんな事をI君から教わりました。