先日ですが、川崎の生田緑地にある「かわさき宙と緑の科学館(川崎市青少年科学館)」に行ってきました。
目的はここで稼働している「MEGASTAR」と呼ばれる最新型のプラネタリウムを楽しむことです。
小学生の頃、中原区から電車に乗って毎月の様に通っていました。親から500円を貰って電車に乗り、入館料(確か50円)を払って楽しむお楽しみでした。当時はかび臭い(失礼)館内で、旧式の投影機による天体ショーでした。それでも、毎月ワクワクして通ったものです。
前回訪れたのは2005年の6月でした。従来の建物の中に、古い投影機と最新型のMEGASTAR-?(1号機のPhenix)との連携での上映でした。MEGASTAR-?の投影能力は410万個。従来型の投影機が1.5万個と言われていましたから、ため息が出るほど美しい星空でした。
今回は建てなおされてから訪れた事が無かった「かわさき宙と緑の科学館」でMEGASTARを久しぶりに楽しみたくなったのです。
むっちゃキレイ!(^-^)
昔の建物の面影もありませんね?。
そして、建物に入った所、入り口の左側には・・・
そう、旧式の投影機です。という事は、いま中にあるのは・・・
そう、MEGASTARだけで投影できる様になっていました!!(^-^)
そして、ここに設置されているMEGASTARは・・・MEGASTART-? Phenixではなくて・・・
「MEGASTAR-? FUSION」という、世界に1台しかない最新型のMEGASTAR-?シリーズの1号機だそうです。
※なんでも、このかわさき宙と緑の科学館の為に開発されたそうです。
わくわくして上映を待ちます(^-^)
上映開始。凄い・・・
従来だと、「月です」と言われても、ただ丸い光の点でした。MEGASTARになると、月の模様(?)まで再現されます。リアリティ溢れますね?。
そして、上映が始まって数分後。陽が沈み、街の明かりが消えたというシチュエーションになります。
会場中から「おぉぉぉぉぉ??!!」というどよめきが上がります。それ位に美しい星空が上映されます!!
でもね、MEGASTAR-?を見ているのでそんなに驚きませんでしたよ。と言うのは、たぶん人間の目で判別できるのは数十万個の星空までだと思うのです。MEGASTAR-?ですら410万個です。天の川がボーっとした光の帯で表現されるのではなく、1個1個の小さな星の光でボヤっとした天の川が再現されていました。
MEGASTAR-?の1500万個になっても凄すぎて判別できないんです!(笑)
このプラネタリウムでは、双眼鏡を貸してもらえます。実際の夜空を見るように、双眼鏡を使ってプラネタリウムの星を見る事ができます。実はですね・・・双眼鏡を使っても、10m位先の天井に投影されている天の川の星は1個1個まで判別できないんです。人間の目の識別能力を超えちゃっています!!(^-^)
素晴らしいです。MEGASTARは本当に素晴らしい。
MEGASTARの開発は、当時のプラネタリウムに通ってこの世界に魅了された大平さんと言う個人で開発されたものです。現在は会社になっていますが、プラネタリウムを作りたくて大学や会社を選択されたという経歴をお持ちの方です。私とそれほど年齢が違わないですから、ひょっとしたら小学生の頃、一緒に同じ天井を見ていたかもしれません(^-^)
※そう言えば、大平さんと言えば芸能人でもないのにインスタントコーヒーのCMに出演されていた方ですよ?
MEGASTARの素晴らしい世界が、この施設だと大人400円で満喫できます。お勧め!