私が使っているPCDJのソフトはTRAKTOR PRO2です。
2.6系で購入しました。で、2.7系にアップデートした際に問題が出たのは以前書きましたね。
この問題は再生中にプツプツと音が途切れてしまうという大問題なものでした。
色々試しましたが、2.7系は諦めて2.6系に戻すという事の繰り替えし(これが結構手間)。
先日、2.8系がリリースされたというメールがやってきました。
メールの一部を抜粋しますと・・・
– マルチプロセッサー強化
TRAKTOR PRO 2のオーディオスレッドモデルもアップデートしました。 TRAKTOR PRO
2.7.0以降のバージョンでマルチプロセッサーのコンピューターを使用した際に音質の劣化が起こる問題は本バージョンで解決しました。
きたっ!これだっ!(^ ^)/
早速、TRAKTORはを2.8に上げます。トラックコレクションを作り直して・・・
音、バッチリみたいっっっ!!!(^ ^)
いやいや、2.7系で問題だったピタッとLOADが下がりました。それよりもUSBドライバ周りで起きていたLatencyが低下。これならBuffer Underrunsは起きないですね?(パチパチ)
そして何よりも気に入ったのがこの機能。
– パラレルオーディオプロセッシング
新規分析モードParallel Processingで複数のスレッドを使用して多くのトラックを同時に処理し、通常分析の3倍の速度で分析を行います。この機能を有効にするには、トラックを右クリックし、コンテキストメニューの
“Analyze (Async)”を選択するとAnalysis Windowが表示されます。そこから”Parallel Processing”オプションを選択します。
これ、いいっ!
2.6系と2.7系を試す時に、TRAKTORで解析したBPMの情報等(特にBeat GRID)がズレるという事がありまして、基本的にバージョンを変える毎にコレクションを全て再アナライズします。ところが、これが結構時間がかかるんです。Beat GRIDがズレるのは私の場合致命的なのです。
私の場合、だいたい6000曲強がSSDに入っていますが、これを全曲解析するのにだいたい20時間くらいかかっていました。
なので、2.6系から2.7系に上げたらいろいろテストをするのにコレクションの再解析。不思議と数曲じゃわからない事もあったので、2.7系から2.6系に戻すのに再解析。何度も2.6と2.7を行ったり来たりしていましたから、その都度20時間の解析待ちがありました。
今回導入されたParallel Processingを使うと同じ6000曲強の再解析に要する時間は4時間弱。素晴らしい。
NIさんは3倍程度と言われていますが、体感的には5倍くらい速いかも。これが今後全トラックの再解析が必要になっても憂鬱にならずに済みそうです!(^ ^)
他にも64bit対応にもなったので解析が速いのでしょうね。NIさん、Good Job。
これがCore i7を導入するのはちょっと先でもよさそうです(^ ^)/