やっと観ました、シン・ゴジラ。
評判なのは知っていましたが、いつも通り落ち着いた頃に割安のレイト・ショーで観ましたよ♪
正直、面白い。
評判通り、面白いです。
ゴジラのファンや特撮のファンにエヴァンゲリオンのファン(監督が同じ人なんですって)はまず観ると思いますが、それ以外の圧倒的多数の普通の人が面白いと聞きました。で、本当に面白い。
怪獣映画ではなく、政治ドラマとか所謂パニックムービーとして面白いです。
予想外の事態が起きた時に政治はどう向き合うのか。
何かと震災や原発に結び付けた感想が目立ちますが、別に原発じゃなくても他国からのミサイルでもいいし、地震を含む天災と置き換えても良いのですが、とにかく非常事態の時に政治がどういう状態になるのか?と分かりやすく示したと思います。
評判の方で残念なのは自民党の石破さんがこの映画に対して「リアルじゃない」等とインタビューに応じたり、「なぜ防衛出動なのか?」という発言をした事に対し、「これは物語ですよ」等と(マジメに)返して叩きがあった事。
石破さんはこの映画についての論評をしたのではなく、この映画を例えに使ったという切り口だけだったのは明白なんですが。。。
私はこの映画を国が行う国民への安全保障という面からの問いかけと受け止めましたし、映画そのものもそう感じました。そうすると、石破さんが投げた考えるきっかけというのは的を得ているなぁ~と思うのです。こういう事態を想定して、それぞれの人がどの様に考え結論を出すのか?が大事。石破さんは石破さんとしての考えを述べただけですからね。
そう考えると、やっぱりこの映画は面白い♪