今週末は私の住む川崎市の市長選挙です。
今までの阿部市長は3期12年の任期を全うしましたね。
人口が145万人の川崎市。すべての人が納得,満足できる政治なんてありません。
私は選挙の候補者がどういう考えで立候補をしているのかを調べるのは新聞が多いのですが、国政選挙よりも知事選とか市長選といった地方自治体の選挙は立候補者の主張が新聞の地方版にまとめられているので、とても参考にしています。各候補者が主張することが掲載されているのはもちろんですが、記者からの同じ質問に対してどういう回答をするのかが参考になると考えています。
特に地方自治体の場合は「どれだけ地元の事を知っているか?」を見ています。生活に密着した政治だからこそ、よく地元の暮らしを知らなくてはならないと思うのです。もちろん、中に入りすぎて見えなくなることもあります。ある面ではひいて俯瞰で見なくてはならない事もあるでしょう。
阿部市長が最初の時の選挙だったでしょうか。新聞の質問で「川崎市の地図を描いてください」という項目がありました。別にだから?という項目なんですが・・・
川崎市に住んでいても知らない方も多いと思いますが、川崎市には「飛び地」があります(飛び地のレポートはこちら。はまれぽ.comさんです)。
阿部市長は手書きで描いた地図に、この飛び地までしっかり入っていました。あとは、東扇島は当然として、扇島の半分が川崎市(半分は横浜市)ということも。対立候補の方は飛び地も扇島もありませんでしたから・・・ね。
ちゃんとこういう事も知っているんだ!と思い、阿部市長に投票しましたよ。
政治の手法だけではダメだと思うのです。
今回は新人3人の候補の方です。
色々と主張はありますが、少なくとも私はバラマキを訴える候補には投票しません。補助金や福祉の充実というからには財源も示してもらわないと。それほど貧乏ではない川崎市ですが、将来どうなるか分かりません。
阿部市長の方針で、職員の方も大幅に減っていますが、窓口サービスはほとんどの場合低下するどころか向上しているとすら感じます。
自分生活に密着に関係する市長選。しっかり投票しますよ!(^ ^)/