今日は仕事の愚痴を、貴重なネットワークリソースを使って書いてみます(笑)

長いし、訳分からんので余程興味のある人しか読む事はお勧めしません。
特に、私の勤める会社の方々!(会社から読んでいるのは知っている。仕事しろ。) 読まない方がよいです(爆)

さてさて、今日は久々に感情が爆発しました。

事の発端はAさんから受注した仕事です。Aさんとは20年来の付き合いもあり、大雑把なやりとりだけで製品の組立ができるというので仕事を発注してくれたのです(たぶん情けもあります)。確かに細かい仕様書だとか作業指示書を書かなくても、物ができてくれば便利ですよね。Aさんには昨春にも仕事を貰って、その時は無事に納品出来ました。
今回はその続編。時々直接の打ち合わせもしますし、電話でのやりとりをしながらにはなりますが、元々あったとある製品を一部モディファイした製品の開発(?)が今回の仕事です。まぁ、ほとんどが組み立て作業なのですけれどね。
そんな仕事を貰っていながら、徐々にではありますが納期が遅延していたのです。メーカーとは違って、資材部とか購買部という部署が存在しない会社ですので(後述)、私がポチポチと取引先を探したり、代替部品を選定しながら工程を進めていたのですが、これが思うようにいかず・・・
最終のデッドエンドが目前になって、ギリギリのスケジュールで動いていたのですが、中でも一番難題である板金加工でミスが発覚しました。これは・・・キツイ。
※とはいえ、板金加工そのものは非常に単純で簡単な物です。
今回、板金図面は昨年まで私の部下だったB君にお願いしました。B君、今年になって部署異動があって別の課に所属しているのですが、異動の際に「今回の案件はお手伝いして貰える」という話になっていました。B君は別件でも加工図面らしきものを描いているのを見かけていたので、板金図面位ならできるだろうと思い、お任せしたのです。その図面でトラブルが発生・・・

  • 怒りその1
    出社途中にB君から電話が掛かってきました。なんでも板金加工で穴を開ける寸法が3mm程大きかったようで、パネルにネジの締め込みで固定しようとしていたコネクタが付かないらしいのです。B君曰く、「貰った図面が間違えていたようで」と言う。確かに参考として別の製品でほぼ共通部分の図面は渡しましたが、現物のコネクタが届いているんだから一目確認すれば間違いは起こらないはず。
    しょうがないので、一旦出社後に応急対策用の部品を探しに出かけたのですが、部品を見つけて会社に戻ったのが定時15分過ぎ。既にB君の姿はありませんでした。あれ?他人事なの???で怒り爆発。頼んでいた筐体の組立もまだ途中らしいのに・・・
  • 怒りその2
    どうにか気分を落ち着けて1人作業を進めます。PICを書き込んで、ピンヘッダのソケットを加工して・・・なんとか1台でも納品したくて作業を進めます。
    筐体の底板に電源ユニットと電源基板を固定しようとすると、ネジの位置がまったく合わない。なんだよ、これっ!どうにもこれから先に進まないじゃん!!!!!
    さすがに怒り心頭で(けど、なるべく冷静に)B君に電話をしましたが電源基板の穴位置については「基板が変わると聞いていたので貰った図面通りです」との事。確かに参考図面は渡したし、基板の回路は変わると言ったけれど、基板の外寸と穴位置は変わらないんだよ?(泣)。電源ユニットについては彼もミスを認めましたが・・・
    ただ、どちらにしても現物の電源ユニット(の現物を見て寸法を間違えた)と電源基板(これは現物が一杯あった)を見て確認しようと思わないのかなぁ。

まぁ、それはもう良いことです。そもそも物作りの経験が無いB君に期待しすぎたのかもしれません。メーカーでは新入社員のOJTでやるような簡単な作業をお願いしたはずですが、メーカーに入ってくるような人種はやはり変わっているようです。異業種からIT業界にやってきたB君にはもっと細かく分かりやすい説明をしない私がいけないのです。図面が上がってきた段階でチェックをしなかった私がいけないのです。

そうは思っていたのですが、段々と感情が沈んできました。
なぜならB君は若い衆の中でも頭一つ抜きんでて優秀です。確かに物作りの経験はありませんが、その他の面においては出来が良い人なんです。その他の社員を見回しても決してレベル(スキル)は高くない会社ですから。
そもそも、私が入社の面接を受けた際に、「心身の状態にムラがある」と履歴書に書き、面接でも話をしましたがそれでも内定がでた会社です(笑)
以前勤めていた会社で・・・というか、もう20年ほどエンジニアをやってきて、ちょっと疲れてしまったようで精神的に参っていました。病院にも通っていますが、診断書を書いてくれ!と言えばキッチリ病名が書かれた立派な診断書が貰える状態が今の私。
一流ではなく、場末ではあっても一線の現場にいた私が、ある意味リハビリで勤務している会社です。全ての社員を知っているわけではありませんが、私の知る範囲ではぬるい,スキルの低い社員が多数居ると思っています。このへんとかこのへんとかこのへんにも書いてますね。
そう言うレベルの会社だと思って、自分の「やってみたい!」と思うイメージの仕事より何段階も落としたレベルの仕事を貰ってきたのに、周りがついてこれない。いや、自分が周囲をコントロールできない。そんなに落ちちゃったかと自己嫌悪です。
※余談ですが、Levicoの勤務する会社はほとんどが特定人材派遣みたいなものです。客先に常駐とか出向という形をとってヘルプデスクなんかの業務をやっています。一部、請負の仕事もやっていて、こちらはスキルがそれ相応にあると思うのですが、全体的には異業種の人が入ってきて比較的すぐに実稼働出来る位のレベルですな。

知り合いのエンジニアは着実に進歩しています。病気の事があるとはいえ、一時的にも自分の進歩を止めたのは自分自身です。その分、周囲からは確実に後れを取ります。そこまでは納得出来ます。が、現状維持すらおぼつかない自分の将来にはかなりの不安を感じます。
今の会社はある意味でぬるいので、社会復帰へのリハビリ(まずは会社に行く)には最適です。しかし、病気が完治したとして、この先の私はどうすれば良いのでしょう・・・

それらの兼ね合いもあってバイトをやっています(あーあ、堂々と書いちゃった。社則ではバイトは禁止らしい)。一時期体調不良で働けなかった分、借金があるのは事実ですが(笑)、違う職種の空気を感じてみたい事や、リテールっぽい仕事ですが営業面でのトーク術強化だと思ってやっています。けれど、やっぱりエンジニアで物作りが私の天職だと思うのです。売り子さんをやっていて、本当に再確認出来ました。

この先のLevicoはどうなるのでしょう?こうご期待!!(爆) 

追記
これを読んだTRJ(あはは)の社員が、このBlogをネタに上司だ社長だにチクるのは結構です。今回はいろいろ書きましたからね。できるようであればやってみてください。別に大したことじゃありませんので。