ここ数年、数多く報道される高齢者ドライバーによる交通事故。
アクセルとブレーキを踏み間違えたり、高速道路を逆走したり。
そういう事故が報道されればされるほど、「高齢者の免許返納を義務化!」と言った声が上がります。

先日、仕事からの帰り道で見かけた車。

高齢者ドライバーであることを示すマークが貼ってある車は見かけますが、自ら「老人運転中」と大きく表示されていたこの車。
ちょっと驚くと共に、敬意を覚えました。

多くの方は歳を取ったり老人と呼ばれることに抵抗感があるのではないかと思います。「まだまだ自分はイケる!」と思う方もいらっしゃるでしょう。このステッカーを見れば、周りの運転手さんも注意するかもしれません。実際、私は「なるほど!」と思いつつも注意を払うようにしました。

高齢者ドライバーによる事故があり、根本的な対策として免許の返納(言い換えれば剥奪)も一つの方法です。しかし、そうそう運転をしなくて済むという場合だけではないのであれば、周囲が注意して共存するのも一つの方法。
どちらが絶対に正しいという状況でなれば、私は後者でありたいと思います。

なお、この老人運転中と表示された車と1km程追走&併走しましたが、全然怖いことは無かった事を書いておきましょう(サンデードライバーより安心出来るくらい)。