「海上保安資料館 横浜館」って知っていますか?
観光地としても有名な横浜の赤レンガ倉庫のすぐそば、横浜海上防災基地の一角にある建物です。

この建物には、2001年の12月に九州・奄美大島の沖で北朝鮮の工作船と海上保安庁の巡視船が銃撃戦となり、その後工作船が自爆,沈没した事件の、その工作船そのものが同時に引き上げられた武器や備品と共に展示されています。
私は今までにも何度か訪れた事があるのですが、その都度、「よく海上保安庁の皆さんは職務を遂行したな」と思います。あれだけの火力を持った工作船との対峙は、海の警察官である海上保安庁ではなく、海上自衛隊の範疇だと思いました。
※海上自衛隊が受け持たなかったという訳ではなく、海上保安庁と共同で対応しています。

機会がある方は見学をしてみてください。
素人目にみても、船の内部構造は明らかに漁船とは異なり漁船に偽装した工作船ということが分かります。
そして、引き上げられた武器からも目的は明確だな・・・と。