現在、お手伝いしている会社さん。基本的には社長とメカ系の部長の2人しかいません。あとは非常勤で大手メーカーのOBの方が数名と、本業が別にあって協力してくれる方々が数名。この体制で開発案件を複数いっぺんに走らせています。まぁ、そこをお手伝いしているのですけれど・・・忙しい(笑)

例えば、現在のメインはとある機器が法律改正に伴って仕様変更をしなくてはならないのですが、そのアップデート作業。これは、電気的な部分とソフトウェアですね。
もうひとつが先の機器の後継機となる新型機の開発。ハードウェアだと高周波の部分に高圧の部分。それから組み込みのCPUボード開発とOSのポーティングをやって、あとからアプリケーションを載せます。
この2機種で全体の8割くらいの仕事量がありますかねぇ???

依頼元の生産メインの会社さんと連絡をとりながら、ここの部分を担当してもらっている協力会社さんや個人エンジニアの方の間に入るポジションをやっています。
この2週間くらいはアップデートと新型機のプレゼンが重なっていて忙しかったですぅ?(笑)

アップデートは法律に合わせて電気的な性能を上げていくのですけれど、回路をいじると再認証が発生するため、極力ソフトをいじって限界まで引っ張り出します。ソフト担当の方は本業が別にあるので事前のデータ取りを私が担当してます。ソフト屋さんが休日とか平日の夜間にみえた時には一緒に修正方向の確認として「こうしたい!」というリクエストを出します。修正してもらった部分はその場で確認をしますが、全体の動作確認は時間がかかるのでそのまま深夜作業とか昼間にデバッグをやっています。まぁ、これだけでも「いつ休むの?」というスケジュールなんですけれどね(笑)
更に新型機は高周波部分が仙台の会社さんで作ってもらっているのですけれど、普通の無線機などとは違うので色々と分からない部分があります。基本的なデータを取って試作機のモジュールやユニットを動かし基本性能や方向性の修正をやります。時として容赦ないダメだしもやりますしね(爆)
この他に高電圧部分のデバッグをやって、CPUボード関係の試作とかソフト屋さんのサポートをやって・・・なんです。

以前、「毎日違う仕事をやっているでしょ?」と社長さんに聞かれたのですけれど、「いや、2時間ごとに違う仕事をやっています!!」と言ったのは本当です。最近は手が回らない部分はOBの非常勤の方に任せてしまって4時間毎に違う仕事になるようにしていますけれど(^ ^)

おもな開発はこの2機種ですけれど、この他に6案件走っていますから毎日が勉強。
先輩方のサポートをしながら10数年のブランクを埋める勉強をしつつ、私の経験がある部分はガンガンでていって「こうやりましょう!」やる。
客先へのプレゼントとか、協力会社さんのメンタル面(という程大げさなものではないですけれど)のフォローもする。依頼元の生産メーカーさんはエンジニアが少ないので、そのフォローもする。

新横浜の社長(あと、群馬の依頼元の社長)・・・ほめて!Levicoは褒めれば伸びる子ですからっ!!(笑)