ん?、伝わらなかったか。
今日は知り合いのお姉ちゃんに電話したのです。結婚して子供も2人いて、バイトも頑張っている。とある牛丼チェーンでお店の事実上のトップまで行った頑張り屋さん。
ただ、ちょっと気になっていた事があったのね。今までも時々話をするのだけれど、バイトの話しかでてこない。普通はもっと家族の話とか女性らしい話題が出てくると思うのだけれど。
ちょっと病気をして手術をする為、バイトを休むと聞いていたので電話をしてみたのです。やっぱりバイトの話。バイトを休んでいる間もお店の事が気になったり、後輩のバイトさんから色々と相談を受けたりしているそうですよ。
別にそれだけだったら大丈夫だと思うのですが、元々が頑張ってのめり込む性格なので、何かの拍子に糸が切れちゃうのが怖いと感じました。
「手術をして休んでいるのだから、バイトの事はしばらく忘れた方が良い」と話したのですが、これが気に障ったらしい。猛然と反論してきました。
全ての人にあてはまる訳では無いのは承知なのですが、私自身の経験と周囲を見ている限りではちょっと危ないかな?という感じです。社会とのかかわりを持ち続けて、社会的に認められる事に生きがいを感じているみたい。
人間は社会的に認知されることを望む本能(?)があると学校で習いましたので、当然なところではあるとは思うのですけれど、あまりにも感情的に反論してくるあたりに余裕が無いなと感じたりしました。話の内容も2転3転して、趣旨がずれちゃっているし。。。
心が壊れちゃう時って、風邪とか他の病気みたいに比較的頻繁な経験がないので、軽い段階で気づきにくいと思います。自分でも「おかしい」と思って病院に行った時には既に結構症状は進んでいる事が多いようです。私が病院に通っていた時も、初診の人は大抵誰かに付き添われて来ていたみたいです。自分で進んでというより、周囲が気になって受診を勧めるみたいですね。
また、外科の様に手術をすれば目途が立つという事も無く、薬もあまりあてにはできません。心が壊れた時の薬って、「不安を和らげる」とか「緊張を解きほぐす」効果が期待できる薬を飲んで、精神状態をコントロールしながら失った自信を取り戻すという治療なのですが、私の場合には薬が効いたという実感はほとんどありませんでした。「一応、薬を飲んでいるから大丈夫」という気持ちの面では効果がありましたけれど、薬を飲んだからと言って不安が無くなったりする事は無かったです。その反面、副作用は結構強いし、薬を止めた後に成分が身体から抜けるまでの数か月間も結構辛いものでした。
実際には仕事でも日常生活でも良いのですが、少しずつ自分でできる事を見つけて、ちょっとずつ自信を取り戻していく作業の繰り返ししかないですね。
私は医師ではないので診断とか治療はできないのですが、たぶんほとんどの医師が経験していない8年間の実体験がありますから、何かの役に立てければ良いとは思うのですけれど。。。
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