昨年末に、kazさんがウエストポイントでの練習中にKX250Fのラジエータを壊してしまった事は以前書いたとおりです。

パイピングが抜けてしまい、LLCが漏れるようになったラジエータの図・・・

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大晦日には年忘れ耐久への参加が決まっていたので、KX250Fを修理しなくてはならないのですが、時期が時期だけに交換用のラジエータが調達出来ませんでした。年末休暇に入ってしまいますからね。
その為、壊れたラジエータをなんとかするしか無かったのですが、試してみたのはパテ系の補修材という物です。これは私がBAJA1000の記事に「転倒でクランクケースが割れてしまい、オイルが漏れた際、観客が持っていたインスタントウェルドで修理した」と書かれていたのを思い出し、そんなのがあるらしいと話をしたものです。
先ほど調べたら、FREERIDE Magazineさんの記事でした。

インスタントウェルド(商品名?)とか、デブコン,クイックメタル,メタルコピーといった商品名で市販されているのですが、kazさんはこれを使って修理してみました。

結果は正解!

修理後にアイドリングしたり、ちょっと走ってみたりといったテストも無事だったそうで、そのまま年忘れエンデューロを走ったのですが、30分を2本(元旦にも河川敷を走ったらしい)でも今のところ問題はないそうです。
記事ではBAJAも修理後に完走出来たという事ですから、応急処置としては便利な物のようですね。
またも携行工具が詰まったウエストバッグが重くなりますが、これは持っておこう!と思った一品でした。