自分で書くのもなんだが、最近Levicoは人気者である!?
これは、一時的ではあっても時間が自由になるからで、土日が休めないお仕事をされている方々からいろいろと声をかけて頂く。ただ、それだけの事ではあるが・・・

昨日、VFR氏から「榛名山行かない?」というコメントがあった。 電話で話を聞いてみれば、来週に会社の同僚と榛名山方面へツーリングに出かけるらしい。その下見として、ツーリングに行かないか?という話である。 VFR氏をよく知らない方が、前もって試走をするという事に注目すれば、「ツーリングで迷子にならないために、なんて準備万端な人なのだろう?」と思われるだろう。確かに、私もツーリングの先導役として試走を行う事はある。

しかし、実態は大きく異なるのである。 VFR氏のツーリングでは同僚がYZF-R1というバイクで参加するらしい。某ワインディングでYZF-R1とVFRの差(重量はVFRの方が重く、かつパワーは半分以下である)を埋めるためには、「どのコーナーは飛び込めるか?」という点について研究のために行う試走なのである。違った意味で準備万端と言えるだろう(笑)
※ちなみに、YZF-R1との対決に集中している氏にとって、同行すると聞くビッグスクーターと250ccのトレッキング車であるホンダ・シルクロードの事は脳裏に無いと思われる(笑)
※余談ではあるが、VFR氏と私のツーリングは常に決戦である。ここに詳しく記してある。氏にとってツーリングとは常に決戦なのであろう!(爆)

さて、当初VFR氏とは関越自動車道で待ち合わせの予定であった。しかし榛名山方面の天気に不安があるため、当日の朝(つまり今日)最終的な打ち合わせをすることとした。 珍しく起きていたLevicoにかかってきた電話は「VFRは出せないので車で迎えに行きます」との事。氏のVFRは置き場所の関係で勤務先に置いてある。寝坊をして取りに行く時間が無くなったという事なのだ! 結局、VFR氏は車でやってきた。氏の戦闘機(車)は18年物のユーノス・ロードスター(ただし改造点一杯のSPLな1台である)。 参考までに氏の車は下図の通りである。ちなみに、撮影場所は帰り道の関越自動車某PAである。

DSCN1560.JPG

元々小さいユーノス・ロードスターではあるが、隣の一般車と比較してペタペタまで車高が低い事をお分かりいただけるだろうか?最近はもっぱら車ではなくオフ車乗りな私にとって、まるで台車に乗っているような視線の低さである(笑)

さて、VFR氏の車にある意味拉致され、圏央道,関越道,上信越道をひた走る。まずは某ワインディング。高低差はない道だが、路肩や路面には砂が浮いている。昼間用の走り方をしているとはいえ、横Gとの闘いであることは言うまでもない。

一本目のチェックが終わった後、氏のお薦めである榛名山麓の「びくや」にて昼食となる。囲炉裏の煙で薫製状態になりながらも、生け簀の岩魚を心ゆくまで観察できたのは収穫であった(一応、Levicoは釣り人でもある)。

昼食後は榛名山周辺の試走に移る。ある意味、「レールのないジェットコースター」である。興味がある方は同乗をお勧めする。20年弱、彼の運転する車には乗っているが、昼食後の一本は胃に良くないのは言うまでもない。
普段車で乗り物酔いをすることがない私でも、氏のナビでは度々酔うことを付け加えておこう。今日は大丈夫だったが。

氏は「大体飛び込めるコーナー」の検討はついた様子。満足げである。

その後、四万温泉を視察し谷川岳方面の山々はまだ雪化粧であった事は記録せねばならない。しかし、肝心の写真を撮影する機会が無かったことも付記しなくてはならないが。
帰宅コースの試走をしながら引き上げてきたが、氏にとって充実した一日であった事を願わずにはいられない。 しかしながら、私の希望として氏にも「250ccのオフ車がいかに苦労してツアラーやスーパースポーツとツーリングに出かけているのか?」を体験して貰いたいと強く思う今日この頃である。