今日は諸般の事情でステラ君ではなくXR230で埼玉の客先まで移動となりました。
朝、家を出る時の外気温は約0℃。しっかり着込みます。先日のハンドカバーもこの一環だったりします!(笑)

ぶ~んと走り出して約15km。多摩川を渡って東京の府中市に入りました。
特に問題なく走っていたのですが、なんか勝手にシフトダウンした様な気がする・・・ちゃんとギアが入っていなかったのかな??と思ったその時・・・

「キュッ!」

何だろう?聞きなれない音がしました。

「キュッ!キュッ!」

ん?????
路肩にバイクを寄せたいのですが、道幅が狭いのでもうちょっと走って路肩に寄せよう・・・と思った途端、「ギャン!」という音と共にリアタイヤがロック気味になりました。指はいつもブレーキレバーとクラッチレバーにかけて運転しているので、すぐさまクラッチを切り、ブレーキをかけながら歩道に乗り上げるようにして停止。
エンジンはかかっていますが、クラッチを切っているにも関わらずバイクを押そうとしても動きません。

なんだなんだ?

230を見回したところ・・・
DSC_0052

チェーンが外れている・・・そしてスプロケはボルト1本でブラブラととまっているだけ。
チェーンをかけようにもボルトは1本しか無いですし、工具もありません。でも、客先へ行かなくては・・・
スマホでバイクを止められる場所を探すと、近くの駅のそばにバイク用コインパーキングがあるようです。そこまで押していってバイクを保管し、電車で移動することにしましょう。ここは府中市内。そこらにおいておくと駐禁を切られます(T_T)

約1kmバイクを押してコインパーキングへ230を入れ、電車移動です。寒いと思って着込んでいましたが、バイクを押すと言う運動のおかげで汗だく!(笑)

仕事の合間にモトショップストラーダさんに電話をしてみます。なにせ、XR230は強いですし・・・ストラーダさんは私のXR230が止まってしまった府中市内にお店がありますから♪
電話で相談してみると、なんと午後には引き上げに行って貰える様です!!!

午後になり、スト辺さんから引き上げ作業のお知らせが(^ ^)
20160127_xr230

そして、続々と「重症だよ・・・」とのお知らせも・・・
20160127_xr230-2
写真は・・・徳さん!!!(豪華♪)

まとめますと・・・

  • スプロケ:歯が削れています。欠けてると言っても過言ではないかも。ついでに鉄のスプロケが歪んでいたそうです
  • スイングアーム:スプロケを止めていたボルトが当たっていた様で、削れるだけではく穴まで開いていたそーで・・・
  • ハブ:スプロケを固定していたボルトを受ける部分が割れていたした・・・しくしく

普通ならばバイクを預けて部品を取り寄せ、修理になります。チェーンやスプロケはともかく、スイングアームやハブ(今回はリム等も含みます)のストックを持っている所はそう多くないでしょう。まして、XR230(笑)
ところが、奇跡です。中古ではありましたが充分に使えるスイングアームやリアホイール一式のストックがストラーダさんにありました!!!
これらの部品で修理をお願いしました~

路上で壊れたのは午前8時。修理完了の連絡を受けて客先からストラーダさんへ駆けつけたのは午後7時。えぇ、11時間後には走れる状態となって受け取ることができました!!!(^ ^)/
たまたまスト辺さんとは面識があり(私のXR230はストラーダさんとミサイルファクトリーさんでメンテしてもらってますの)、壊れたのがお店からそう遠くない場所。そして、部品のストックがあるという条件が全て揃いました!!!!

今回は大変お世話になりました!ありがとうございました!!


しかし、スプロケを固定するボルトが6本全部緩んでいるとは(5本は既にありませんでした)。年末になってしまいますがチェーンのお掃除と注油をした時は注意して見ていなかったものの違和感はなかったですから。誰かが意図的にボルトを緩めましたかね?