ほんと、最近はBlogの更新をしていませんね。仕事を始め、色々と忙しかったりしていました。
で、久々の更新は釣りです。

去年(2019年)の晩夏より、チニングを始めました。
理由は簡単で、夏場はアジングでも私の行くポイントは釣れないし、メバリングはもっと期待できません。ならば、夏にできる釣りは何だろう??と思い、行き着いたのが黒鯛をルアーで釣るチニングです。
昨年秋まではスピニングタックルで楽しんでいましたが、今年は新型コロナの影響で客先へ出向く機会も減ったため、移動がなくなった分は色々とチニングについて調べる事が出来ました。
※最近は愛知の客先まで出向いているので、なんだかんだで週のうち2日間はほぼ移動だけで終わっていましたので。。。

そこで興味を持ったのがベイトタックルでのチニングです。どうも大阪の淀川界隈ではベイトタックルでのチニングが盛んらしいのです。
ベイトタックルと言えば20年ほど前にシーバスをやっていた頃、ちょっと興味はあったものの手を出さずじまいでした。この機会にベイトタックルをやってみる??と思い、初挑戦です。

最初はシマノのBrenious(右ハンドル。左ハンドルがカタログ落ちしていてどこにも無かった)を買いましたが、右ハンドルはどうも馴染めないという事で、アブのULTRACAST BF-8Lを購入。しかし、ベイトリールに初挑戦の自己流でしたので、バックラッシュをはじめとするライントラブルが多過ぎて心が折れました(今は投げられますよ♪)。藁にもすがる思いでミドルクラスでは評判が良い’20 TATULA SV TWを購入。チニングですから103XHLです。
流石にバックラッシュは少なくなる機能があるとは言え、初老初心者にはなかなか手強い相手です。
ラインも当初のPEから練習用にフロロやナイロンへ巻き替えたり、バックラッシュと飛距離に悩んでそこそこの量のラインを無駄にしました・・・

ある程度慣れてきてバックラッシュも減ってくると、飛距離が気になります。5g~9g位のシンカーを使った直リグとかフリーリグ系の釣りですが、どうもスピニングよりだいぶ飛距離が劣ります。
ベイトリールを使い始めた頃はバックラッシュ等のトラブルを減らすのに有効との事で、ノーマルのTATULAにPEの0.8号を100m~150m程巻いていましたが、飛距離を出すにはスプールの外径(ふち)に近いほど良いそうです。考えてみればそうですよね。同じ長さのラインを出すなら、糸を少なく巻いて小径とするか、糸を多く巻いて大径とするかです。一時期は下巻きを入れてもみましたが、これもなかなか面倒です。

そこでシャロースプールに換装することにしました。決めた時点では国内で20 TATULA用のシャロースプールは存在しなかったので、中華製のシャロースプールを個人輸入する事にしました。もっとも、このシャロースプールが届く前にSLPのシャロースプールの存在を知り、中華製スプールとほぼ同時期にSLPのスプールも入手できたのですが(笑)
※中華製シャロースプールは又の機会に書くかも知れません。

現時点の仕様はこんな感じで落ち着いています。

  • ’20 TATULA SV TW 103XHL(オーバーホールの練習ついでに手持ちのベアリングを追加してみた)
  • SLP製TATULA SV 105スプール
  • DUEL Armored F+もしくはF+ Pro(あまり気にしていない。その時入手できた物)の0.8号 150m

SLPのスプールはノーマルがナイロンの14lbを45~90m対し、同じナイロンの14lbならば35~70mと少し糸巻き量を減らせます。ダイワさんによると4g位軽いらしいです。
このシャロースプールにPEを巻きますが、規格通りのPEならば0.8号で240m前後巻けるはずです。それに対してArmored F+等は少し太いので150mをそのまま巻いてもスプールに対して8割程度になります。

最近はベイトタックルのフルキャストにも慣れてきましたので、シャロースプールの効果だけでは無いとは思いますが、飛距離はだいぶ伸びてきました。5gのシンカーに#2のオフセットフック,2.8インチのクレイジーフラッパーを使ったフリーリグ(シンカーの固定?遊動??については別に書きます)で、風が無風に近ければ40m位は飛んでいるみたいです。練習すればもっと伸びそうですね。

バス釣りと違い、チニングではPEの使用でほぼ決定です。細いPEだと糸巻き量とかスプール重量で色々と工夫をしなくてはならないのですが、SLPのシャロースプールを使うことはその選択肢として有効だと思います。
※最近はSTEEZも手に入れたのですが、こちらも全てシャロースプール。アブのULTRACASTもシャロースプールというシャロースプールマニアです。アジングとかチニングなんかのスピニングリールもPEやエステルを使うので、ラインナップにあればほぼ全てシャロースプールです。