Webikeさんの記事で、共感できるものがあったので紹介です。

記事はそのものズバリ、「最初のバイクは何がいいのか!?いきなり大型で失敗するパターンとは・・・」というものです。

随分前から「以前乗っていたけれど・・・」というリターンライダーさんや、「今まで乗った事が無かったけれど、子供も手が離れたしそろそろ・・・」という方が大型自動二輪の免許を取ってバイクを購入されるシーンを(バイク屋さんによく行っていると)見かけます。
免許は取れたし、お金もあるし・・・でいきなり大型のバイクを買う方が多いですよね。免許は取れているわけだし、バイク業界もそれで成り立っている面もある訳で、悪いばかりじゃないんです。
ですが、バイク自体に慣れないうちに大きなバイクに乗り始め、扱いきれなかったり怪我をしたりでバイクに乗るのを止めてしまう方、本当に多いです。私の身の回りでも両手両足ではきかない位の人がバイクに乗るのをやめちゃったしね。

バイク屋さんにも色々あって、あまり乗った事が無いのならばと手頃なバイクから勧めるお店(「欲しいのに売ってくれない」と他のお店に行く場合も多いそうで)もあれば、「どうぞどうぞ♪」と大型車を勧めるお店もあります。
※初めてのバイクで一気に大型二輪の免許を取った人の求めるままに大型車を売り、手に負えないと見るや少し小さいバイクを更に売り・・・というお店もあるしね。
個人的には、買いに来た人の希望と技量を見定めて、その時点で最も適したバイクを勧めるお店が良いと思っています。その方が乗り換えや増車で長いお付き合いが出来るから、ライダーにもお店にもメリットがあると思うのですが、その時良ければそれで良しのお店は多いですからね。

私はこのBlogに書いているようにバイクに乗るのが割りと遅め(36歳から)でしたが、50歳を目前にして今もバイクに乗るし乗りたいと思えるのは大きな怪我や出費もせずにきたからだと思っています。
幸いにも最初から欲しいバイクは倒しても壊れにくく、軽くて乗りやすいオフロードバイクだったし、ダートで少しくらい滑っても対応でき練習もしたのが理由かと。

記事では250ccクラスで中古のスポーツバイクを勧めていますが、これは正解だと思います。もっと踏み込めば、オフ車から乗って少しで良いので滑る事に慣れればロードバイクに乗り換えた後もその経験は生かせると思うのです。
最近はだいぶ変わりましたが、60年代から90年代にかけて4輪でトップクラスのレーシングドライバーの方の多くは2輪の経験者ですし、もっと言えばモトクロスから転向された方も多いです。現役の2輪のトップライダーもシーズンオフはひたすらダートを走っているそうですし。コントロールをするということを体が覚えているというのが大きいかな?と。