釣り用のライト。
私、夜釣りが大好き。当然、夜釣りですから暗いです(笑)
以前にも書いたシーバス紀の頃から、色々とライトは試してきました。
色々と私なりにこだわりがあって、暗すぎてもダメなのは当然として明るすぎてもダメなんです。
これは夜中の峠道を走っていた頃に実感した事からきています。
明るいのは良いことなのですが、問題は明るく照らした手元の作業が終り、ライトを消した後に暗いところに目がなれる暗順応に時間が掛かるから。
最近は暗視装置を使っていますが、軍の特殊部隊が赤いライトを使ったり、潜水艦の艦長が夜間潜望鏡を使う前に眼帯で片目を隠して視力を低下させないようにしているのが良い例です。
勿論、遊びの釣りですから命が関わる軍人さんと同列に語ってはいけませんが、ライトを消した後に一瞬視力が低下して落水するのも嫌ですし。
※更に大きな理由としては、明るすぎて魚が散ってしまうのも嫌ですし・・・ね。
で、最近使っているライト類はこんなのです。
一番利用頻度が高いのは、Panasonicのクリップライト。帽子のつばに挟んで使います。
白色LEDが1灯ですので絶対的な明るさはないですが、これでもほとんどの場合は問題ありません。壊れては買い替えて・・・でもう10数年使っています。
最近のお気に入りはモンベルさんのパワーヘッドランプ。
ルーペの話しではないですが、夜釣りでは釣り糸を結ぶ機会がとても多いです。あとはルアーをつけたり餌をつけたり。
ところが、釣り糸は透明度が高いと一般的な白色LEDの色温度では見づらいのですね。私の場合、俗に言う電球色と言われる少しオレンジがかった色の方が見やすいのです。
ところが釣り用として釣具店で売られているヘッドライトで電球色を点灯させられる製品は意外と高価でした。手を出すのに躊躇していたときに、ミサイルファクトリーの小川さんに教えてもらったのがモンベルのライトです。
これ、価格も手頃ですし明るさも必要充分。通常の白色(光の強さが2段階)と電球色をスイッチで切り替えられるのですが、これが実に良くできていて誤ってカバンの中などで点灯しにくいようになっています。さらに
- 点灯は短時間にスイッチを2回押し
- 私の持っているパワーヘッドランプの場合、点灯後にスイッチを押すたびに電球色→白色(弱)→白色(強)→点滅とモードが変わります。
- 2秒以上スイッチを押さなければ今のモードで固定されます。
- モード固定後はスイッチを1回押せば消灯です。←これができない製品が多い。。。
と実に良くできている製品です。普通に岸壁等を歩く分にはまったく問題ない明るさですよ。
これらヘッドランプですが、キャンプや登山では頭に固定している事が多いと思います。これが普通の使い方ですしね。
釣りの場合、長い間やりこんでいる人ほど怪我の防止などの意味もあって帽子(キャップ)を被ります。
昼間は日差しを遮る為ににも必要ですが、夜でも被る人が多いです、私も被ります。
ところが、帽子を被ってヘッドライトを頭に固定すると不都合も多いですよね。そう、帽子のつばが邪魔して一番必要な手元を照らせない事が多いのです。
なので、夜釣りに慣れていればいるほどヘッドライトは首からぶら下げたり、ベルトを取り外してライフジャケットに付けたりします。TVとか釣り雑誌,YouTubeに公開されているベテランさんの動画などは大抵ヘッドライトを頭にはつけていないはずです(笑)
で、目に付いたのがハピソンさんが出しているこの製品。買いました。
YF-200という製品が最初にリリースされ、YF-201という製品もあります。
私、YF-200は普通の電池でYF-201は充電式という他は形が違うだけだと思っていました。
だったらば、現地でバッテリーが無くなっていることに気が付いても乾電池やeneloopが使えるYF-200の方が良い!と思っての購入です。
ところが・・・YF-200、明るすぎました・・・しくしく
確かに、製品紹介の動画などでは真っ暗な堤防の上などを歩く時に明るいから安全です!とアピールされていました。
明るさの切り替えも出来るから大丈夫でしょう!と思ったのですが、私の使い方では手元を照らす時に明るすぎました。
明るすぎて周りが気になる人向けに赤色も発光できるのですが、これだと釣り糸を結ぶときに見づらい・・・メソメソ
明るすぎると思ってあとからハピソンさんのサイトを見たら、YF-201はもっと暗いモードが付いているそうです。
私以外にも明るすぎると言った声があったのでしょうね・・・
とは言え、胸元にぶら下がるこのタイプは使い勝手が良いのも事実。
※そして貧乏性なのでもったいない精神。
と言うわけで、最近ではクリップライトとパワーヘッドランプにチェストライトの3つを持って釣りに行きます(笑)
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