少し前にネットのニュースとして取り上げられていましたが、先日はとうとう読売新聞にも記事として取り上げられました。
それは、トヨタがJR南武線の駅に掲示した求人のポスターなのです。

「え!? あの電気機器メーカーにお勤めなんですか! それならぜひ弊社にきませんか」
「シリコンバレーより、南武線エリアのエンジニアが欲しい」
「ネットやスマホの会社のエンジニアと、もっといいクルマをつくりたい」
「交通事故死を0に近づけるためのコードを書こう」
「エンジニアのみなさま、お疲れさまでした。本日帰宅されましたら、自宅でじっくりと下記の内容をご検討ください」

そう、JR南武線の沿線にある企業のエンジニアに向けたピンポイントな求人なんですね~(^ ^)

JR南武線は東京の立川と川崎を約60分で結ぶ在来線です。多摩川沿いに細長い川崎市を縦断している電車で、川崎&横浜と都内をつなぐ私鉄軍(京浜急行,東急電鉄,小田急電鉄,京王電鉄)を串刺しにするような形で走っています。
そして、この沿線には東芝,NEC,富士通,キヤノンといったITに強い企業の事業所(それも研究開発部門がいますよ)がズラッと揃っています。企業向けPCやサーバで有名なDELLの日本本社もありますね~
数年で移転してしまいましたがパイオニアの本社もありましたし、以前は日本のパソコンの代名詞でもあったPC-6000やPC-8800シリーズの開発(PC-9800シリーズは製造だったらしい)を行なっていたNECホームエレクトロニクス,ボタン電話を開発していた日通工(今はNECプラットフォームズですって)も本社や事業所がありました。今でも富士通ゼネラルとか富士電機なんかが本社を置いたり事業所があったりしますよね。

トヨタはIT化が進んだ車の開発のために、こういった企業のエンジニアが欲しいということですね(^ ^)

私、JR南武線沿線に住んでいる場末のエンジニアですが・・・お呼びじゃない・・・?(爆)
※そりゃそーさ。南武線沿線にある企業に勤めているエンジニアが対象で、ただ単に住んでいるだけじゃダメさっ!(^ ^)/