昨晩、客先からの帰り道。
とある交差点に差し掛かると、青信号になっても前の車が進まない。どうやら交差点で事故があって道を塞いでいる様です。
急いで帰る必要もないので現場を過ぎた路肩へ車を止め、近所の人が始めていた交通整理と道を塞いでいた車の移動を手伝います。

なんでも信号無視で進んだ車(こちらは1車線)と、青信号で進んでいた軽自動車(こちらは2車線の右側)が衝突し、弾き飛ばされた軽自動車が同じく青信号で進んでいた車(こちらは2車線の左側)にぶつかったようです。軽自動車は信号無視の車と左側車線を走っていた車にぶつかり、さらにその先にある高架の橋脚にぶつかって止まったようです。
※胸が痛いとの事で救急車で運ばれて行きました。

その後、巻き込まれた車(2車線の左側を走っていた)の運転者さんと話をしていて、ドライブレコーダーの映像を見ます?と聞かれましたので見せていただきました。街灯があっても薄暗い場所でしたが、比較的高価なドライブレコーダーだそうで、かなり鮮明に映っていました。
元々2車線側の道を走っていた車が2台巻き込まれていましたから、信号無視の車は1車線側という推測は容易ですが、現場でドライブレコーダーの映像があまりにも鮮明で信号や速度も映っていた為、警察官の方も納得で1車線側を走ってきた車に非があると。

TVでもドライブレコーダーの映像は流れることがありますし、YouTubeでも多数公開されていますので目にしたことは多々ありますが、さすがに目の前で止まっている車がぶつかった様子というのは現実感が違いますね。

私の車にもドライブレコーダー(かなり安い製品)が付いていますが、こういう現場を見るともう少し鮮明な映像が撮れる製品に変えてもいいかなぁ~と思いましたよ。


10数年前のお話。

日本ではまだドライブレコーダーがメジャーじゃなくて、業務用として数十万円の機器しかなかった頃。
「安いドライブレコーダーを作ったらいいよね~」という話が当時勤めていた社内であり、色々と調べてみました。
取引先でもあった損保会社の方に話を聞いたら、タクシー会社でかなり導入が進んでいるとの事。
その裏側は、経費削減で任意保険を掛けていないタクシー会社が多く、そういう会社が事故の時の為に備えて導入しているとの事でした。
なんでも、所有全車へ任意保険を掛けるよりもドライブレコーダーを導入し、事故があった際には社内のお金を使った方が安く済むのだそうで・・・
それ以来、社タクにはなんとなく注意している私(笑)