仕事柄、図面を描くのにMicrosoftさんのVisioは欠かせません。ある意味では業界標準のデファクトスタンダードですので(^ ^)

さてさて、私はMicrosoft OfficeはOffice365のサブスクリプションという形式で利用しています。これは、最初にまとまった金額で購入するのではなく、月々の利用料を支払って利用する形態です。Officeだと月々1,000前後(プランによって異なります)、Visioも1,000円台です。
※余談ですが、Adobeさんもサブスクリプションで利用しています。PhotoshopやPremiereにDreamwaverとかほぼ全ての製品をフルセットで使えます。

Visio 2016を64bit版で利用していたのですが、いつの頃からか日本語入力ができなくなりました。具体的には2バイト文字が入力できません。
他のエディタなどで2バイト文字を入力しておいて、コピー&ペーストする分には問題ないのですけれどね。直接入力できないのはとても不便。
元々はVisio 2016でも入力できていました。いつの頃からかのアップデートで入力できなくなったみたい。
色々調べてみると64bit版でのみ発生しているようで、1月には不具合が報告されていますが未だに改善されていませんでした。
Microsoftさんのコミュニティでは32bit版への入れ替えが推奨されていたので、とりあえず入れ替えてみます。まずはVisioの64bit版をアンインストールして・・・

が、ダウンロードしてきた32bit版のインストーラがエラーとなって途中で止まります。エラーコードは30125-1011。この後に括弧でくくられた詳細なコード(?)が表示されますが、404,500,502等、何種類かあるようです。
ヘルプにしたがってネットワークの設定を見直したりしましたが、一向に変化は見られませんでした。

しょうがないのでMicrosoftさんへ問い合わせをしてみます。夜中に問い合わせをしたら朝に電話を頂きました。
なんでもアプリの更新をする頻度がデフォルトでは4ヶ月になっていますが、これを1ヶ月にすると改善することがあるらしい。ふむふむ。

電話とは別にMicrosoftさんよりメールも頂きましたので引用させて頂きます。

このたびお知らせいただきました事象と類似の過去事例を確認いたしましたところ、以下のような事例がございました。

上記の事例では、ユーザーが Office 2016 アプリの更新を取得する頻度を “4 か月ごと (延期チャネル)” から、”毎月 (期限内チャネル)” に変更していただくことにより、事象を回避することが可能となりました。
本件につきましては、同じエラー コードが表示されていることから、同様の操作にて、事象を回避できる可能性が考えられます。

ユーザーが Office 2016 アプリの更新を取得する頻度を変更していただく方法につきまして、以下にご案内いたします。
お手数ではございますが、ご確認の上、お試しくださいますようお願い申し上げます。

早速挑戦!
が、見るも無残に玉砕!!!(笑)

色々と調べている際に、オフラインインストール(予めインストール関係のファイルをダウンロードしておいてからインストールする)の記載もあったのですが、XMLの編集が深夜に挑戦していた私の頭では理解できず・・・(笑)
これも、メールに詳しい手順が記載されていましたので、一部引用とさせていただきます。

■ 3. オフライン インストールについて
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こちらの手順をご参照いただき、オフライン インストールにて Visio Pro for Office 365 のインストールをお試しくださいますようお願いいたします。

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オフライン インストール概要
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クラウド上に存在するインストール ソース (インストールに必要なデータ群) をクライアントに全てダウンロードすることで、Office 365ポータルサイトを介さず、Office 製品をクイック実行形式でインストールすることが可能です。

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ライセンス認証について
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インストール ソースには、ライセンスの情報は含まれておりません。あらかじめライセンス情報を含めておくことや、管理者が一斉に代行することもできない動作となります。
したがいまして、Office 製品のライセンス認証はインストール後に別途行っていただく必要があり、その際には Office 365 のユーザーID とパスワードの入力が必要になります。

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作業の流れ
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オフライン インストールの大まかな流れは以下の通りとなります。
A. Office 展開ツールのダウンロードと解凍
B. XML ファイルの編集
C. コマンド プロンプトを実行し、インストール ソースをクライアント自身にダウンロード
D. コマンド プロンプトを実行し、インストール ソースから、クライアント自身に Office 製品をインストール

■ オフライン インストールの操作手順
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以下に、段階別に分けて操作手順を記載させていただきます。

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A. Office 展開ツールのダウンロードと解凍
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1. Office 展開ツールをダウンロードし、解凍します。

Office 2016 専用展開ツール
URL : http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=49117

ファイル名 [OfficeDeploymentTool.exe] (実行することで解凍される、自己解凍式の EXE ファイルです。)

解凍後に生成されるファイルは以下の通りです。

configuration.xml
setup.exe

2. 解凍した上記 2 つのファイルを、任意のフォルダにコピーあるいは移動します。
必ずしも格納する必要はございませんが、本メールでは C ドライブ直下の [Office365] フォルダ(C:\Office365\) に格納していると想定してご案内いたします。

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B. XML ファイルの編集
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1. 展開ツール解凍後のダウンロードされた XML ファイルを右クリック後、[編集] で開きます。
2. 表示されたテキストを全て消去し、以下のテキストを貼り付けてから保存します。

※ 以下は VisioPro for Office 365 の 32 ビット版を導入する際のテキストです。
(64 ビット版のインストールをご希望の場合は、”32″ を “64” にご変更ください。)

–ここから———————————————
<Configuration>
<Add OfficeClientEdition=”32″>
<Product ID=”VisioProRetail”>
<Language ID=”ja-jp” />
</Product>
</Add>
</Configuration>
–ここまで———————————————

<Officeの設定変更ついて>
展開ツールを利用すると、様々な設定を変更することが可能となっております。
設定可能な各属性につきましては、以下の公開情報をご参照ください。

Title : クイック実行 configuration.xml ファイルのリファレンス
URL : https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj219426.aspx

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C. コマンド プロンプトを実行し、インストール ソースをクライアント自身にダウンロード
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1. コマンド プロンプトを開き、Office 展開ツールが保存されているディレクトリにコマンド プロンプト上で移動します。

コマンド例
cd C:\Office365\

※ [Office365] というフォルダに Office 展開ツールが保存されている場合

2. 以下のコマンドを実行します。

コマンド例
setup /download configuration.xml

3. インストール ソースのダウンロードが開始されます。20 分~30 分ほどお待ちいただきますと、ダウンロード完了となります。     ダウンロードが完了いたしましたら、次項の手順 D にお進みください。

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D. コマンド プロンプトを実行し、インストール ソースから、クライアント自身に Office 製品をインストール
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1. コマンド プロンプトを開き、Office 展開ツールが保存されているディレクトリにコマンド プロンプト上で移動します。

コマンド例
cd C:\Office365\

※ [Office365] というフォルダに Office 展開ツールとインストール ソース [Office] フォルダが保存されている場合

2. 以下のコマンドを実行します。

コマンド例
setup /configure configuration.xml

3. インストールが完了するまでお待ちください。およそ 20 ~ 30 分前後でインストールが完了いたします。

これはビンゴ♪

無事に32bit版のVisio 2016へ入れ替えて、日本語入力ができるようになりました♪
※もっとも、Visioの64bit版→32bit版への入れ替えに合わせて、Officeの方も32bit版への入れ替えが必要でしたけれどね(^ ^)