G7の外相会議に出席した各国の外相が原爆資料館を訪れたそうです。また、献花をしている写真もありました。
まず、今まで主要閣僚が訪れた事が無かった原爆資料館へ足を向けたという事を私は評価します。
核兵器は抑止力と言う面が多少なりともあるとは思いますが、それが意図せず利用される可能性がり、かつ通常兵器とは比較にならない影響がある核兵器は全て無くなるべきと考えます。

原爆資料館を閣僚が訪れたからといって、核兵器の廃絶がすぐに実現するとは思いません。
しかし、今まで訪問を否定(拒否)していた核保有国の外相が訪れた事が報道され、それを機に関心を持つ人が増えるのを期待する意味で今回の事は良いと思うのです。

もう10年ほど広島の原爆資料館へは行っていませんが、核兵器を使用したアメリカを一方的に責めるのではなく、極力客観的にその影響を伝えるという広島の原爆資料館は機会があれば多くの人に見て貰いたいと思います。