下町ロケットがなかなか面白かったので、同じ池井戸さんが書かれた空飛ぶタイヤを読んでみました。
モチーフは覚えている方も多いかもしれません。横浜市内で2002年に起きたトラックのタイヤが構造的不具合によって外れ、偶然歩道を歩いていた子供連れの母親が亡くなられたという事故(事件)をモチーフとしています。
あくまでもモチーフとした小説ですので事実とはかなり異なりますが、大企業と中小企業が闘うという図式は下町ロケットと似ているとは言え、なかなか考えさせられる部分もありました。

ちょうど実際の事故(事件)が起きる前後はこの近所に勤めていましたし、それより前から中原街道はよく利用する道ですので少なからず関心がありました。
小説の中では綱島街道が現場とされていますが・・・ここはもっと馴染みがある道ですから、イメージしやすくて・・・

人が亡くなっている事を取り上げていますから、下町ロケットほどお気楽には読めませんが、興味のある方は是非ご一読を。