先日、パケットを眺める簡単なお仕事(実際は簡単じゃないけど・笑)をしていたところ、どうもIntelのNICはTagVLANのTagを引きはがしてからOSに渡すようになっているという話を聞きました。で、調べてみると確かにIntelさんはそういう仕様らしいですね。
一般的な利用方法では便利ですけれど、パケットを眺める時には不便不便。なので、Tagを外すことなくOSへ渡してくれるようにしてみました。

ちなみに、使用している機器はTinkPad X220i と Windows 8.1 Pro (64bit) + MediaCenterです。
内臓のNICはIntelさんの82579LM。あ、こういう仕事なのでThinkPad購入時には必ずチップセット周りのカスタマイズをかけます。Intel製のチップを選択できる場合は必ず選択。これ常識です(笑)
※ま、Intelのチップが選べないPCは仕事用では買わないですからね(爆)

さてさて、参考にさせて頂いたのは慶応大学の山中研究室さんたれろぐさんです。

早速デバイスドライバを調べますが、どうもe1iなのですね。なので、レジストリでどちらを指定して良いのかが分からない。
ま、こういう時は素直にIntelさんのサイトへ行ってIntelさん提供のドライバを使いましょう。
※Windows UpdateとかLenovoさんで落とせるドライバとIntelさん本体で提供しているドライバ、結構違います。色々な機能が付いていたりするのね。

で、Intelさんのドライバへ入れ替えたところこうなりました。
20140626_intel1
あぁ、幸せなe1cです(^ ^)/

さて、次はレジストリ。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Class\{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}0nn

との事ですので、レジストリを眺めると私のThinkPadは0002が82579LMでした。
なので、サクッと情報通りにレジストリを追加します。
20140626_intel2
クリックすると拡大するかも・・・

で、ThinkPadをRebootして幸せに。

あ、デバイスドライバーの項目でCheckSum Offloadをオフにするとパケットを眺める人は更に幸せになるという噂もっ!(^ ^)/