先日、3倍体について書きましたが、違うというご指摘があり調べてみました。
私が間違えて記憶していた様で、確かに3倍体は大きな個体の掛け合わせではなく、受精卵の置かれた環境によって3倍体になるそうです。
マス釣りにハマっていた時にマス類の専門書を読んだのですが、別の事項とごっちゃになったのか、そもそも間違いの解釈をしていたのかは分かりませんが、訂正します。

色々と検索したところ、次のサイトが子供向けの解説で分かりやすい説明でしたので紹介させていただきます。 → 子ども水産大学

これが通常(2倍体)の魚と、3倍体の魚の違いです。両方ともアマゴ(東日本だとヤマメ。親戚)ですが、全く違う魚の様ですね。

写真は子ども水産大学さんのリンクです

要するに、成熟しないので死なない。だからドンドン大きくなるという事なんですね。

サケはオスだと鼻曲がりになるので顔つきが変わりますが、メスだとそれほど変わらないです。絵だとこんな感じですね。

画像はIPAさんより

品種を偽った表示は良くないですが、品種名にとらわれず食べてみると良いかも・・・です。
※品種表示は業者さんからも色々と意見が出ているそうで、3倍体とは別にニジマス等を基にして改良された品種も色々あり、そこに「サーモンを付けてもいいのでは?」という話も。国によっては日本ほど「サケ(サーモン)」と「マス(トラウト)」を厳密に分けてはおらず、ひとくくりにトラウトだったりするそうです。
※釣りの世界でも大抵トラウトのひとくくりじゃないでしょうか?なんとなく、釣る場所が海だとサーモンで、河川だとトラウトと呼んでいる気がします。