キャプテン・フィリップス。これは昨年最後に観た映画ですね。

主人公の船長が素晴らしい。民間商船で海賊が出没する海域を航行する事の危険さが良く分かります。
そして、海賊行為は誰が見ても許されるものではないですが、なぜ海賊とならなければならないかも描かれています。
全体的な流れはアメリカ強い!と感じましたが、先にも書いたようにソマリアの漁師が海賊になる背景もあり、90年代から多く見られる「アメリカが一方的に素晴らしいとは限らない」というテーマは面白かったですよ。

しかし、報道で知るくらいだった知識では、商船を襲撃する海賊はもっと大きな船や強力な装備かと思っていましたが、実際はそうでもない様です。
なかなかおすすめの映画でした。