はい、風立ぬを観てきましたよ!!(^-^)

風立ぬはゼロ戦の設計者として有名な堀越さんをモチーフ(?)にして描かれた映画です。ジブリの宮崎さんは飛行機好きですが、その宮崎さんが堀越さんを描くとどうなるのか?とても楽しみでした。

私が風立ぬを観に行ったのはお盆の事。六本木ヒルズにお昼です!!
混んでいる映画館があまり好きではないので、大抵は公開末期に川崎や横浜郊外のシネコンでレイトショーに行くのが定番です。六本木は知り合いがポップコーン売場で働いていて、「見るならうちで観てくださいぉ?!」と言われましたので、試しに(笑)
いつもは空いている映画館ですから、驚きましたね?。この日は大混雑。ポップコーン姉さんに聞いたら「昨日は(シネコン全部で)1万人近くの稼働だった」とか。いやいや、映画館に1日1万人も押し寄せるのね!?(^-^)/

さて、風立ぬに戻りましょう。お話がお話なので、若い人に交じって年配の方の姿も多く見かけられました。それこそ、60?80代くらいの方が多かったですね。

さて、本編。「ファンタジーが封印された」とも言われますが、やっぱり宮崎さんですね。結構ファンタジー調です(^-^)
まだ公開期間中ですから、詳しくは書きませんけれど、堀越さんという人をキーワードに夢を貫く事,情熱を傾ける事,戦争の無意味な事が描かれていたと感じました。
映画が終わって退場する時、若い人はニコニコしていますけれど、年配の方の中には涙している方も。やはり実体験のある方は感じ方が違うのでしょうね。

違う視点で見ると、物作りに取り組んでいる、そしてこれから取り組みたいと思っている人に是非見てもらいたいです。
デザインだけではなく、飛行機の限らず車でもコンピューターでも突き詰めていくと「美しさ」という視点が現れると思っていますが、繰り返して美しさについて語られています。とても共感しましたね。

なかなかおすすめの映画でした。


映画を観て。

この映画で取り上げられている堀越さんはゼロ戦の設計者という事から、反日キャンペーンをする国があったとか。
ちゃんと映画を観ていますかね?戦争を賛美する所なんて一か所も無いですよ。
飛行機が作りたい。飛行機を作るには戦争に関わらなくちゃならない。軍部の横暴さ、戦争の無情さが描かれているとしか受け止められませんでした。
度々書いていますが、堀越さんはゼロ戦の設計者として有名ですが、ゼロ戦は最後の最後1シーンとしてイメージ的に出てくるだけです。そして、「1機も帰ってこなかった」とつづられています。これで戦争賛美なのだろうか??

そして、この映画に噛みついて売名行為を図った、国内の某団体(笑)
どこがタバコを肯定しています??
当時は成人男性の80%以上が喫煙者だったと言います。その頃を描くとタバコが無い方が不自然です。
それよりなりより某団体が最も噛みついたシーンですが、それまでのタバコが伏線となって、ヒロインが主人公に寄せる思いがたった一言のセリフで強調されていると思いました。
※上映終了後に「あれは問題になる」と声高に騒いでいる若いのがいましたが、お前は何を観てたんだ??

どちらにしても、映画の上っ面のそれも極々1部を曲解して噛みつく売名行為、宮崎さん災難でしたね(^-^)