珍しくITの事を書いてみよっと。

言葉だけは浸透しているシンクライアントですが、私はこの2,3年のうちにブームが来ると読んでいます。
ひとつは内部統制という言葉やISMSに代表されるセキュリティの分野。もう一つはTCOとも呼ばれるコスト削減の分野です。

なんで日本でシンクライアントが浸透しないか?という理由は簡単です。シンクライアントが浸透するのは金融とか証券とか業務がある程度定型化をしていて、セキュリティーを求められるところ。こういうところのIT管轄部門はリスクを恐れて新しいものには手を出さない風潮があるのですね。
じゃあ、中小のIT企業と言えば、開発関連を中心にシンクライアントが使いにくい状態があります。技術者がそれぞれの端末を使うのに自分に合った環境を構築できないのは不便だから。

でも、端末の大多数は定型業務を行っていて、セキュリティが求められているんです。ゆえにシンクライアントが伸びる要素があるはずなのです。

簡単に書きましたが、一応シンクライアントにも何年か携わってきていますので、持論に自信はありますよ!