非核三原則
非核三原則とは、社会の授業でも習った事がある「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」ということであるのは(ほぼ)誰でも知っている事ですよね。
Wikipediaで非核三原則を調べてみると、非核三原則そのものは法律ではないため拘束力はないそうですが、「持たない,作らない」の2項目については日米原子力協力協定や、それを受けた国内法の原子力基本法、及びIAEA、NPT等の批准で法的に禁止されているのだそうです。
最近ニュースをにぎわせている政治家(特に政府の要人)の核武装論ですが、確かに憲法の言論の自由を引き合いに出し、「議論そのものはあっても良い」という考え方も議論の有無という部分だけ見ればあるでしょう。
ただ、当のご本人も前提として「非核三原則の厳守」と言うのであれば、それを言った時点で議論そのものが成り立たないというのはロジックとして間違えているのではないでしょうか?
「持たない,持ち込まないは守りますよ!」というのであれば、核兵器の保有について議論するまでもない事だと思うのですが。
時々いますよね、「日本も核を持って先にやっちゃえば良い」という人。
うん、冷静に判断してみたかしら?核を持てば日本を守れるかしら?通常兵器との違いを理解しているかしら? 旧ソ連の原発事故で拡散した放射能の範囲,残留放射能,偏西風とか知っているかしら?
知っているならば良いのですが、知らないとすれば・・・怖いなぁ(某T氏しか)。
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