さてさて、下関一気走りに挑んだシェルパです。

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まぁ、普段の姿ですな・・・(笑)
GIVI箱には工具やカッパ類などが入っています。シートに括り付けられたバッグは最初背負っていましたが、肩こりが酷くなったのでシートに上へ移動・・・衣類とデジカメ等が入っていました。
小さなタンクバッグにはツーリング電装系とも言えるGPSや携帯,iPodの電源系が収まっています。

今回のツーリングで走行距離は2461km。使ったガソリンは67.85lで、全行程の平均燃費はだいたい36.2km/l位でした。

燃費についてはちょっと心配していた事がありました。
私のシェルパなのですが、スプロケが前後ともノーマルより1T落としてあります。そもそもはドリブンをツーリング時の燃費向上を狙って1Tだけ落としていた(別に変わらなかった)のですが、ドライブ側も相模川仕様で1T落としてあります。特にフロントを落としているので、エンジンは回し気味になりますから、燃費がだいぶ落ちるかなぁ・・・?と。
燃費はねぇ・・・重要ですよ。特に夜間走行が多いと、給油のタイミング次第ではガス欠で山中立ち往生なんていう事にもなりかねません。
まぁ、結果としては今までと特に変わる事はありませんでした。街中は加速が良くて快適!(笑)その分、高速に乗った時は体に馴染んだ回転数で走ると、結構スピードが落ちていてビックリ(爆)

その燃費ですが、計算がここまで外れたのも初めてです。
オフ車には燃料計が付いていないので、走行距離と走り方から「あとどれ位走れるの?」と計算が必要ですが、私はできるだけ給油回数を減らすためにできるだけ引っ張る傾向があります。
で、復路の出雲での事。
いつも通りリザーブに入っていて、「そろそろ給油をする頃かなぁ?」とスタンドに入ったのですが・・・9.06l入りました。シェルパのタンク容量は公称9lですから、いつエンジンが止まってもおかしくない状態だった訳で(笑)
また、その次の福知山界隈での出来事。リザーブに入った後、「たぶん***km位までは走る事ができる」と計算をしていたのですが、福知山市内ではもう少し走れそうな雰囲気。「R9だし、京都だし・・・スタンドはこの先にもあるでしょう」とこの近辺の地理に疎い私はそのまま走り続けました。と・・・どんどん人里離れます。民家が無くなります。スタンドなんてありましぇーん。
道路標識にあった次の街に入りましたが、軒並み店が閉まっています。スタンドも閉まっていました(あはは)計算ではもう10kmも走る事ができないはずです。慌てて地図を広げ、周辺のスタンドを確認します。地図上ではもっとも近い所で15km程先。少し戻って別の道にもありそうですが、地図上の雰囲気では閉まっている可能性もあります。
これは進むしかありません。不安な気持ちを抱えながらトコトコと(本当にトコトコです)走っていて、地図にあったスタンドが・・・ありません(号泣)更に進むと・・・閉まっています(爆泣)
「もうダメだ・・・」とは思うのですが、まだエンジンはかかっていますので、行ける所まで行ってみましょう。
しばらく進み、明るい照明に期待をすると・・・幸運にも開いているスタンドまで走り続ける事ができました。地図で「あと10kmも走れない」と思っていた場所から30km以上も走ってきた事になります。給油をしながら、「よく持ったなぁ」と感慨にふけっていたのですが、給油量は8.5l。あれ?タンクには0.5l以上も残っていたの?どーゆーこと???(爆)

帰り道の東名で何気なくFタイヤを見たらボロボロ・・・(泣)

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まるで消しゴムの様にブロックが削れています。
「Fはまだいける!」は踏んで、9月にリアだけ交換したのですがフロントが予想外に早く終わっちゃいました(泣)

バイクザシートは今回も活躍してくれました。往復2400kmを走り続けるようなツーリングでしたが、座っていられないほどお尻が痛くなることもなく、無事に完走。
見た目は・・・ですが、コストパフォーマンスは悪くないですね。これ以上はシートに手を入れるしか無いでしょう。

今回もシェルパは大活躍でした。