港湾部の工業地帯に夜釣りに行くと、いろいろな場面に出くわします。

数年前のある日、夜釣りでとある港湾部に出かけました。自動販売機で飲み物を買っていると、対向車線側でなんか不審な人がいるのです。路肩に駐車した車からナンバーを外している様子。
あれ?一般公道で車からナンバーを外すって・・・それも封印している後ろのナンバーを??(笑)
この場所はちょうどこの時期、車の不法投棄が増えていたのですね。

一通りの作業が終わった二人組は別の車に飛び乗り、現場を走り去りました。

ほほん!これは!!と思い、車に乗り少し車間をあけて付いていきます。そして110番通報!
通報にでた県警の担当者に前を走っている車のナンバーと車種に色、そして現在の走行地点と予想進路不法投棄の場所を伝えます。しばらく電話をしながら走ったところで県警の担当者から追跡を打ち切って現場に戻るようにとの指示がありました。
こういう通報の時は大抵管制センターの担当者と話をしている途中で所轄の人もでてくるのですよね。で、3者通話になります。この時、「不法投棄の現場を目撃して追いかけているとは珍しいケースだね・・・」とか。

現場では近隣の交番からやってきたお巡りさん、その後、パトカーに鑑識までやってきました。
状況を説明し、現場の証拠となる写真撮影に協力してその日は終了しました。

が、翌日の朝に警察から電話がありました。なんでも私が通報した直後に不法投棄した犯人がつかまったそうで、調書に協力して欲しいそうです。
えぇ、行きましたよ警察署へ。初めて取調室に入り調書を作成しました。あ、私が犯人じゃないですよ!(笑)
犯人じゃないので、とても良い雰囲気で取調室を満喫できました(爆)

夜釣りに出かけると時々こういう場面に出くわします。車の不法投棄はその後も通報したことがありました。また、他の出来事も・・・機会があればまた書きます。