ただいま、Levicoは出張中である。

普段は専用線なりADSLなりB Flet’sをはじめとする常時接続環境(死語)にいる。
以前の会社では外出用にPHS(とデータ通信用ケーブル)を持っていた。
今はPHSは持っていないので、外出先でちょっとした仕事を片づけたり連絡を取るのにちょっと苦労する。

今、宿泊しているビジネスホテルは温泉付き(薬湯版)であるものの、インターネットの接続環境はない。なので、メールをやっつけようとすると通信環境がある所まで出向かないといけない。
現在利用しているのはマクドナルド。公衆無線LANというものを利用している。これはこれで便利。

以前勤務していた会社ではマンションやホテルのインターネット化等という仕事をしていたが、ホテルも経費をギリギリまで削って営業しているのでなかなか新たな設備を導入することは難しい。まして、日本のインターネット利用環境は無料が前提となっていて、余計にホテル側のハードルを上げているのである。

これが海外にでるとどうだろう。もちろん、国によって違うものの、「宿泊者は無料でインターネットが利用できる」とは限らない。いや、正確には以前無料だったが有料に移行したという話である。
勿論、単に有料にするのではなく、速くて安定した上流回線を用意したりVPNを容易に利用できるようにするため、かなり多くのGlobal IP Addressを持っていたりと差別化を図っているのである。

「今時、インターネットが有料?」と思うかもしれないが、よくよく見回してみると有料化されたコンテンツをはじめ、無料から有料へのシフトは確実に起きているのである。携帯のサイトしかり、一部の有料トイレしかり(笑)
勿論、サービス内容と比較して高い利用料金はもっての他だが、適正価格であればホテルのインターネット利用も有料でも良い。公衆無線LANだって有料だ(最近はローミングが進んでいるが、以前の名残で複数の公衆無線LAN事業者と契約している。本当に時々しか使わないのに)。

こっちの方ではまだまだ以前の経験という財産が使えるかもしれない。もっとも、今の会社では難しいが。