昨日書きましたが、GIVIのハードケースを追加購入したので、モノロックベースをKLE500に取り付けました。

通常のキャリアのように、梯子状であれば何の問題もなくモノロックベースは取り付けできますが、KLEは樹脂製の板状になっていますので無加工では取り付けできません。

また、モノキーベースには専用のフィッティングもあることはあるようですが・・・入手に時間がかかりそうです。

そこで目を付けたのがキァリアにある凹みです。
凹みだけあって、水が溜まることを懸念してか水抜き用と思われる4mm程の穴がそれぞれの凹みに設けられています。ハードケース(及び中に入れた荷物)の重さは垂直方向の力ですから、キャリアに対してほぼ下向きにかかります。モノロックベースを固定する金具は位置決めと前後左右方向の固定ですから、それほど大きな力はかからないはずです(だからモノロックベースの固定用ビスは6mmです)。

モノロックベースをキァリアに当てて確認すると、3カ所は水抜き用の穴が利用できそうです。ただし、1カ所は適当な位置に穴が開いていません。その為、3カ所は6mmのビスが通るようにドリルで穴の径を広げ、1カ所は穴を新規に開けることにします。

また、モノロックベースに付属のビスは長さが30mmですが、ちょっと短いようです。一応ナットまではかかるのですが、充分ではありません。その為、別途6mm×35mmのビスを購入してきました。

取り付けた後の様子。
DSCN1196.JPG

先ほども書きましたが、箱+荷物の重さは垂直方向にかかりますが、前後方向はビスのみで固定しています。シェルパの経験(ならびにしぇるネットの皆様の経験->転倒してもまず大丈夫)からビスの強度は問題ないでしょうが、この方法だと最悪の場合キァリア側の樹脂プレートが割れるかも・・・
まぁ、KLEですからシェルパ程無理はしない・・・と言うことで、これで良しとしましょう!(笑)

ちなみに、専用のフィッティング(車体側の加工が必要らしい)や、ワンオフで作成した例もあるようですが、いづれも4万円ほどかかるようです。この方法だと、ビス代の数百円ですからOKでーす!(笑)