しぇるぱネットワークの全国オフの項にも少し書きましたが、それぞれ違うキットのしぇるぱを3台並べて比較した所、大変面白結果でした。

まず、色温度。「ケルビン」と表示されるあれですね。
今回は4300K(Glamdringさん),5000K(これ私),6000K(義太夫さん)の比較です。
もっともHIDらしい(?)青白さを満喫できるのはやはり6000K。あの色と透明感のある光は間違いなくHIDである!という自己主張があります。しかし、一番見やすいのはGlamdringさんのつけていた4300KのHID。暗闇のキャンプ場を照らした際、一番ハッキリと対象物が見えます。これは夜間走行において強い味方です。

レンズは3台ともノーマルなので、レンズカットは同じ筈。でも実際には照らす範囲が異なります。たぶんバーナーの位置の関係だと思うのですが、これはノーマルのH4形状とほぼ同じスペースにバーナーとハロゲンを押し込んである私のキットが一番よくありませんでした。実際に照らす範囲は狭いにもかかわらず、散光気味で前方からシェルパを見た時に一番眩しいのです。これが一番意外な結果。

次にHi/Lowの切り替えか、Low側のみ固定なのか?についてはやはり切り替え式が良いですね。Hiビームが使えるというのは利点です。先ほども書きましたが、私のキットではHiビームはハロゲンです。ノーマルより暗いだけではなく、光軸がずれている為事実上Hiビームはほとんど意味がありません。
これも切り替え時は大変良い結果です。また、色温度による体感の差かもしれませんが、Glamdringさんのキットは「欲しいところを照らしている!」という感じです。これは素晴らしい。

最後に設置スペースです。
シェルパの様なオフ車はライトカウルが小さいため、Hi/Low切り替え式のバーナーがうまく収まらない場合があります。カウルのオフセットしたり、Hi側を諦めたり・・・と一番苦労しているところです。私はこれを嫌ってノーマルのH4バルブとほぼ同じスペースで取り付けできるキットを選んだのですが、最近のキットはだいぶ工夫がされていて、ギリギリではあるもののなんとか収まるようです。義太夫さんのキットもうまく収まっていました。
次に問題となるのはバラスト。私は安直にホーンの後ろにぶら下げています。義太夫さんはバイク屋さんがタンクの下にうまく収めてくれたそうです(そのかわりシェルパの臓物をだいぶ移動したらしいです)。でも、一番驚いたのはGlamdringさんの取り付け方法。ケーブルはタンク下などを通しながら、バラストはキャリアの下に収まっていました。そう、キャリアとフェンダーの間にあり、更にGIVIのハードケース用ベースがキャリアについていますから、ちょうど屋根のようになっていて・・・素晴らしい。
私も取り付けの際にシートの下までは考えましたが、キャリアの下というのは考えつきませんでした。延長ケーブル買ってきて、移設を考えているところです。