爆裂お父さん
なんか、巷では「FNS27時間テレビの爆裂お父さんでAKB48のまゆゆが顔を蹴られた」と話題だったとか。
そんなに酷いの??と思って、見てみました。
「あぁ、この程度か」
加藤さん、ちゃんと手加減しているしねぇ。台本通りとは思わないけれど、今までの爆裂お父さんからすれば十分に想定の範囲内でしょう。
なんかニュースを見ているとまゆゆばかりが話題になっているようでしたが、さっしーとかたかみなは踏んづけられていましたからね?。こっちは話題にならないのかしら??(笑)
一通り見ましたけれど、バラエティー番組での役割をちゃんとやっていたのはさっしーとたかみなの2人でしたね。あとは大島さん。
コーナーの後半で、さっしーとたかみながプールに落とされるシーンがあったのですけれど、これはまぁ予想通り。ただ、なんとなく空回りしていた場の空気をさんまさんが出てきて変えたのですが、お約束の「自ら飛び込む」をさっしーとたかみなはやっていましたからね。まぁ、その前で濡れているのもありましたけれどね。
それにしても、めちゃイケは久々に見ましたが、つまらなくなってるなぁ。
なんか視聴者からのクレームが嫌でビクビクっている感じでしたよ。
私がひょうきん族とか、元気が出るテレビの世代なのもありますけれど、もっと振り切っていかないと面白くないなぁ。勿論、芸人さんとかが怪我をするような事が良いとは断じて思いませんが、以前バラエティーの収録で大けがをしたスギちゃんが「これで身体を張った事ができなくなると申し訳ない」とコメントしたそうですが、大人の事情半分,本音半分だと思いますよ。
しかし、コーナーの最後にさんまさんがでてきて、本当に救われたように見えました。画面越しでも空気感が悪かったですからね?
コンプライアンスとか安全性の確保は勿論重要なのですが、お笑いって高尚な伝統芸の面もありますし、狂気と常軌の紙一重なところで生まれる面もあると思っているLevicoなのでした。
その「紙一重」を身体を張って…いや、肉体をいじめて?やってたのが僕らの育ったドリフとかひょうきん族で、もっとハイブロウに攻めてたのがクレイジーキャッツの時代だったのかな?と思ってます。クレイジーキャッツの映画、よーく見るとハイセンスでしかも攻めてますよー、きっとLevicoさんなら共感を持ってくれると信じて敢えてお勧めします。(わからない人にはさっぱりわかんないはずだから…時代性もあるし)
でもって、現代に於いてその「紙一重」を「肉体的なコンプライアンスを伴わずに」振り切ってやってるのが鳥居みゆきなのかなーと。ここ15年くらいの間、女性芸人さんでけっこうキてた人たちが居たけれど振り切ってなかったのが歯がゆくて。鳥居みゆきはその時代の間隙を縫って、おそらくは(いや間違いなく)狙い撃ってセルフプロモーションして来たんでしょうねー。
mattさん、どもどす!
そーそー!!!!!
ドリフって毎週生放送でしたからね!生放送はハプニングがあっても収録の様に編集ができませんから、フォローが難しいはずですけれど、毎週キチンと成立していましたよね。
大がかりなセットを使ったコントもそうですが、ひげダンスのコーナーなんかね、今から考えればものすごい成功率だったと思うのです。だから見ていて凄いなぁと思ったし、「今度は成功するかな?」と思うからワクワクして面白かった。
1時間の放送のためにとても時間のかかったミーティングとリハーサルがあったといわれていますが、そこまで練りこまれているからあのクオリティーだったのかと。
あ?、鳥居みゆきさんは全くの同感です。
初めて見た時から、本当に見事だと思っていました。女性芸人さんの中ではやっぱり一つ抜けていますよね。そして、その姿勢を一貫して貫いていると思っています。
あの路線は他の芸人さんの追従を許さないですね。振り切ってこないからあそこまでたどり着かない気がします。
落語は伝統芸能の面があって、コントとかよりも1段上と思っている方も多いようです。噺家さんの中にもそういう方がいるみたいです。
落語に詳しい訳ではないですが、中には身体を張った「見てわかる芸」というだけではなく、言葉でギリギリまで攻め込んで(私が知らないだけで一線を越えたのもあるはず)いる話もあります。
言葉での暴力の線まで攻め込むから生まれる笑いだってあります。そういう視点で見ると、表現方法が違うだけで「狂気と常軌の紙一重で生まれる笑い」とは落語に限らずなににでもあり、だから面白い。
クレージーキャッツ、再確認してみます!(^-^)/
おお、同感してもらえた!
生放送のリスクを背負いながらアレを長年続けたのは凄いと思う反面、コントの「ドタバタ」から笑いを得る仕掛けに傾倒せざるを得なくなって、笑いの質が偏った遠因が彼らと彼らの番組にあったんだな、というのが大人になってわかったことです。ただ、いかりや長介氏がソロでスタンドアップコメディをやっている姿はぞっとするほど凄い。実力派あったのにテレビに呑み込まれたんでしょうね…。
クレイジー・キャッツのシャボン玉ホリデーは実はその先鞭をつけてまして、やはりどたばた系ですが、そこに含まれているのがアメリカのコメディや映画をさらにパロったようなネタ満載で、実はかなり質が高かった。
それにもまして彼らの映画はハイブロウですよ、微妙な言葉遊びの元ネタはもう祖父母の世代の人に訊かないとわからないくらいですが、映画マニアな人ならばきっとわかるはず。(僕も実はわからんものが多い) あの上品さと爆発しない笑いは現代にはありませんねー。
あ、落語は大好きですよ。伝統芸?いやいやいや。伝統芸の名を借りた現代社会を跋扈する抜き身の刃ですよアレ。
mattさん、どもです!
わわ!mattさんにはとてもとても及ばないですが、分かります!(^-^)
うれしーなうれしーな!
だんだんいかりやさんとかクレージーキャッツの凄さの片鱗が分かるようになってきました。そうなると、最近のお笑いの大半は・・・申し訳ないけれど面白くないんです。
私も歳をとってきたのでしょうね!!(笑)