60ナノ秒・・・
近頃、話題になっていますねぇ?「光よりニュートリノが速く届いた」という実験。
反論も出てきて、ますます研究が盛んになり、真実が証明される事を期待します。
さて、タイトルの60ナノ秒とは、この実験で光よりニュートリノが速くたどり着いた時間差なのですが、「思ったより速くたどり着くんだねぇ」というのが実感です。
というのは、ディジタル電子回路設計(俗にいうハード屋さん)は60ナノ秒(1億分の6秒。以降60nSecと書きます)なんていう世界は当たり前で、私が設計をしていた20年前でも「1nSecの信号のズレ」をカリカリと方眼紙に書きながらタイミング設計したものです。そんな感覚から見れば、「60nSec?楽勝!に測れる」のですねぇ。
今どきのバス設計屋さんからみれば60nSecなんて膨大な時間なのかも・・・(笑)
んー、周波数にすると16.666MHz、余裕でありますな。もっとps以下の世界かと思ってましたよ。
なんかすごいじゃないですか>電気(設計)屋さん。もっと尊敬してほしいな、もっと厚遇…
そーそー、ピコ・セカンドの世界かと思ったら、ナノの世界でした(^-^)
随分と光とニュートリノで差が出るんだなぁ・・・というのが実感。だってナノだもん。
あぁ、1nSecのタイミング設計をしていた頃が懐かしい(笑)