ちょっと真面目な仕事の話。
先日(といっても震災前ですが)、私のSNSにこんな事書いたんですよ。
社長からホームページの更新依頼が来ていたので、サービスの新機能について動作確認やってホームページを更新しました。で、終了が4時位。
報告のメールを全社宛てに送ったら、技術のトップから「大変だね」とメールあり。実際、この3週間位は連日23時から明け方まで作業するのが当たり前なので「日常です」と返したら、「そんな殺人的な仕事は嫌だ・・・」と。甘いな。ベンチャーは常に前に向かって突っ走らないと、すぐに周りに追いつかれて埋もれちゃう。大きな会社なら看板で仕事ができるけれど、ベンチャーには看板なんて存在しないのですよ。
そうしたら、前の会社で一緒だった元同僚から・・・
それでリターンはどれだけなんですか?
という質問がありました。 私が返した返事は・・・
金銭面では通常の給料ですよ。
それよりも目に見えない部分が大きいのです。
です。
勿論、残業手当とかが貰えれば嬉しいですけれどね。それ以上に嬉しいのは「働く場所」があって、「仕事をお願いしてくれる人」がいる事なんですよ。
そこで、補足を書きました。
最初から(特に金銭面の)リターンを期待して仕事をするなんて、時代遅れのサラリーマン体質です。特にこの業界には要りません。
仕事は、「その仕事をお客がどう判断するのか?」が結果であり、その結果によって報酬なり肩書では無い真の社会的ポジションが得られるのです。その為には「社員だから」とか「経営者だから」といった垣根はありません。
最近、私が一緒に組んで仕事をしているのは社長や取締役です。皆で一緒になって自社サービスの向上に取り組んでいます。その結果としてサービスが売れれば、我々の売り上げとなり、報酬となって返ってきます。
それがベンチャーです。
世間から見たらどうか分かりませんが、結構真面目に私はそう考えます。
会社(の上層部や上司)の顔色を見ながら仕事をするんじゃありません。お客さんの顔を見ながら仕事をするんです。
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