漁協による遊漁券の販売方法は
海釣りではあまり気にすることもないのですが、川や湖で釣りをする場合、大抵は遊漁券が必要です。
これは、河川,湖沼に地元の漁協による漁業権が設定されていて、釣りをする場合には遊漁券がないと釣りをしてはいけないことになっています。漁協はこの遊漁券の販売で得た収入で放流活動や釣り場の整備を行っているのだそうです。
もっとも、必ず遊漁券が必要かと言えばそうでも無いようです。例えば、多摩川の下流域では餌となる虫類には漁業権が設定されているのですが、釣りの対象となる魚には漁業権が設定されていないとか・・・多摩川については「フライで鯉を釣る」として有名な藤田さんのサイトに詳しく掲載されています。
私の記憶の限りでは、相模湖には漁業権が設定されていないので釣りに遊漁券は必要なかったと思います。また、丹沢湖ではマス類や鮎には漁業権が設定されている(酒匂川漁協)のですが、ブラックバスには漁業権が設定されていないのでブラックバスを釣るに限っては遊漁券が必要ないとか・・・河口湖はブラックバスにも漁業権が設定されているので必要とか・・・いろいろ複雑です。
釣りをするにあたって遊漁券の購入が必要ならばそれは買わなくてはなりません。しかし・・・意外に「どこで売っているのか?」を調べるのは大変だったりします。
道志川等はホームページにも釣り場情報と一緒に遊漁券の販売場所も分かりやすく掲載されています。相模川も取扱店一覧がありますね。狩野川はおとり鮎店の掲載はあるのですが、鮎以外のシーズンだとどこで買えばよいのでしょう?芦ノ湖や河口湖は自動販売機の場所が掲載されていましたね。
ただ、漁協の組合員の方の高齢化が進んでいる(と何かの雑誌に書いてありました)のも一因かと思いますが、インターネット様な媒体での告知はそれほど多くないようです。こういった場合、漁協に電話して聞くか、地元の釣具店に聞くことになるのですが電話番号を調べたりとそれ相応の手間がかかります。
もう少し、分かりやすい遊漁券販売の告知が有れば良いのになぁ・・・と思います。もっと買いやすくなれば「遊漁券を買わずに釣りをする人」は少し減るのではないかな・・・と。または遊漁券の通信販売も欲しい気もします(やっている所も有るらしいです)。
ふだん行かない川で年券を持っていない・・・朝一番のマヅメを狙いたいけどお店は開いていない・・・現場売りでも良いけれど、ちと高い・・・
漁協さん、地元以外から訪れる釣り人にも遊漁券を買いやすくして頂けると助かります。よろしくお願いしまぁす!
漁協が釣魚として魚種指定すると
一年に一度の放流の義務が発生するようです。
ですから河口ではうなぎから、もろこ
ニジマス、ワカサギ、オイカワ、
バス、鮒鯉、手長えびまで
放流しています。
ただブルーギルだけは害魚扱いで
放流はしていないです。あたりまえですけど。
現場徴収制度はどうみても納得の
いかない事が多いです。
今年群馬の草木ダムで現場徴収で
1500円取られましたがこちらとしては
腹がたって朝早くどこで券を買えばいいんだ!
と尋ねると俺の家に前日電話くれれば
いいと言われてしまいました。唖然。
釣をしたけりゃ1500円払え!と
いうことみたいです。
相模、津久井はダムを作った際に
漁業権を返納していますので
入漁料はいりません。
ただ相模湖上流の山梨県内においては
桂川漁業組合が漁業権を設定していて
鮎、渓流はお金がいります。
鮒や鯉はかかりません。
ややこしいです。
NICさん、いつもコメントをいただきありがとうございます。
さてさて、漁協では放流の義務があるのですね。ここまでは知りませんでした。
また、漁協の管轄がどこまでなのか?もよく釣りに行く人や地元の人だと詳しいのでしょうが、初めての釣り場だと情報を集めるだけでもちょっとした苦労になりますよね。NICさんの書かれた桂川もそうですが、先にも挙げた多摩川だと結構細かく漁協が分かれて管理しているそうです。「今、自分はどの漁協管轄?」なんて事が起きますね。
また、現場売りなんですが・・・おっしゃるとおりです。年券を持っていて度々通っている場合などは良いのですが、初めてとかその年初めてなんて言う場合には、販売店が開店するまで結構イライラしたり。現場売りは販売員の人の人件費(?)が加算されるから高いのは分かるのですが、元々遊漁券を買う気がない(もしくは遊漁券を知らない)人が現場で買うならともかく、遊漁券は買いたい!でも売っている所がない!ゴールデンタイムは過ぎていく!という現実・・・あります。
来シーズンはもう少し川釣りに出かける予定(SOLASの影響で・・・なんて)ですので、何カ所か年券を早めに確保しておこうかなと考えています。何せ、計画無く思いつきで釣りに行きますから・・・はい。