先だって、改正SOLAS条約について書いた際にYASUさんのサイトを引用しつつ、「釣り人が嫌われているのでは?」という事も書きました。 神奈川県の相模川には猿ヶ島という場所があります。ここでは釣りだけではなくラジコンやモトクロス,バーベキュー等が日常的に楽しまれている場所です。 しかし、地主さんからみれば「土地が荒らされる」といった事例が後を絶たず、行政を通じて利用者と共存の道がないか?の話し合いを持ちたいとの意向があったようです。 これに応える形で「猿ヶ島利用者連絡会」が結成されているそうです。
特定の利用者(例えばモトクロス)だけではなく、いろいろな形で河川敷を利用している人たちが同じ問題に対して取り組もうという姿勢が見えますし、地主さんや行政も単に立ち入り禁止とするのではなく、共存の道を探っているあたりに他からよく聞く話とは違ったものを感じます。
こういった事がドンドン広がっていけば、もっと良い結果が多数生まれる気がする今日この頃です。
愛好者の絶対人口の差ですね。釣り愛好者は全国1200万人とも言われてます。ラジコンやモトクロスの愛好者を足して、さらに倍にしてもおよばないでしょう。バーベキューも毎日、毎週やりに来るリピーターはいないでしょうが、釣り人は常連ともなると、毎日、毎週やって来ます。
釣り場に繰り出す延べ人口となると、釣り愛好者が週に1回釣行したとして、1200万人×年間52週=6億2400万人! こんな大所帯、個別に対応なんて出来ないでしょうし、行政にしてみれば「法の下の平等」という鉄則がありますから、一律規制をせざるを得ないでしょう。仮に釣り人1人が毎回20gのゴミを放置したら、年間で放置されるゴミは1万2480トン! もう、迷惑というレベルを通り越して、被害・災害レベルですよ。
行政や周辺住民のみなさんにご理解をお願いする前に、まずは釣り人自身が自らを正し、ご迷惑をお掛けする事を無くさないとダメなんですよ。だって、釣り場開放の交換条件でルールやマナーを守ります、なんてンじゃ、どっかの国の恫喝物乞い外交と同じですもの……。
はじめまして。
猿が島って私有地が含まれるとは
今まで知りませんでした。
たまーにあそこではへら釣してます。
行政が買い上げて一括管理して
なんかせんと問題解決しない気がします。
あそこの一番の問題は
テニスコートに集う夜間の暴走族
のような気もするがスルーされてますね。
YASUさん、いつもコメントをいただきありがとうございます。NICさん、羊さんに続きどうもです。
さて、YASUさんの書かれる「釣り人口の多さ」は確かにその通りですね。そして、釣り人が放置するゴミの多さもしかりです。
いろいろな釣り場にでかけますが、明らかに釣り人が置いていったゴミもかなり目に付きます。最近、「ああ、ちょっとひどいなぁ」と思ったのは川崎東扇島の西公園でしょうか。せっかく荒れ地だったところが釣りも出来る公園になったのですが・・・
沖釣りでも船縁からゴミやタバコの吸い殻を投げ捨てる人は見かけますし、マスの管理釣り場やヘラの釣り場でも同様です。
商業メディアで取り上げにくいという点はYASUさんが書かれた通りだと思いますが、もう少し取り上げても良いのでは?とは日々思います。
ゴミだけじゃ無くて、釣った魚の扱い方(特にリリースする魚の扱い方)も個人的には非常に気になる点ではありますね。
NICさんがコメントされた「河川敷が私有地だった」というのは私もちょっとビックリしました。確か、学校の地理の時間に「河川敷は水害などへの対応のため、国や地方自治体が所有している」と習った記憶がありました。
多摩川の一部では先住権(良い言葉が思い浮かばないのですが、すでに住んでいるという既成事実)からマンション等が建ったという話を聞いたことがあります(定かではないです)ので、必ずしも国や自治体が保有しているとは限らないのかもしれません。、意外に個人所有の土地を河川敷として提供しているという事は多いのかもしれませんね。
たまたま猿ヶ島の件は自分も気になっていた釣り場(まだ釣りに行ったことはないのですが)でしたし、最近バイクにも乗るようになったので調べていたところ見つけた次第です。
まずは釣り人の立場で出来ることはやるべきでしょう。一番簡単で一番有効なのはゴミをださない。これだけでも本当に違うのですけどね。