結構前からの懸案だったりしました(笑)

FreeBSDの10系で、Net-SNMPをソースからコンパイルしようとすると途中でエラーとなりコンパイルが通りません。特にPerlのmoduleをenableにしようとすると・・・ね。
世の中の大勢であるPortsならばパッチがあたるので問題なくインストールできるのですが、ここはあくまでも男のソース。← これが理由で苦労する

大きく分けて、2つの原因があるみたいです。

まず、Net-SNMPがPerlの5.24以降に対応していないこと。Perlが5.22であれば問題ないんですけどね。
もう一つはNet-SNMPのソースにも問題があるようです。うむむ。
で、以下の様にコンパイルしたところ、とりあえず通って動いてもいるようなので備忘録。

Perlの5.24以降ですが、これはコンパイルをしているとU64なんたらかんたらでエラーになります。先にも書きましたが、Perlも5.22までならば問題ないです。
でも、5.26とかを使いたい場合はパッチを当てる必要がありますが、いちいちパッチを当てるのが面倒なので(笑)、パッチがあててあるソース持ってきちゃいます。

Qiitaさんにちょうどこの辺りを書いた記事がありましたので、参考とさせていただきました。
要するに、sourceforgeより新しいコードをそのまま持ってきちゃいます! → 2018.5.19現在、これで持ってきたNet-SNMPは5.8.rc2でした。
このソースは何も考えなくてもU64エラーは無くなるようです(^_^)/

もうひとつ。
Net-SNMPでconfigureを実行した際、「–with-perl-modules」なんてやると「–enable-shareがいるよ!」みたいな事を言ってきますが、これを指定しても同じ事を言ってきて埒があきません。
ここは、こちらに解決策がありました(これってpkgのbug関係をアーカイブしているサイトらしい)。
サクッとconfigureのファイルでアスタリスクを2個ほど消してしまえば・・・幸せ。

これでconfigureもmakeも通っています。本当に通っているかはこれから実験君!(笑)