今日の読売新聞より。

2020年東京オリンピックの種目であるマラソンで大会関係者が頭を悩ませているそうです。
と言うのは、日本の道路は左側通行ですので約5km毎に設置される給水所は左側、つまり歩道側へ設けられます。
これは歩道側だと競技開始前の準備がしやすいことがあるそうです。

ところが、国際陸連からは「選手は右利きが多いから、道路の右側に給水所を設置して欲しい」という要望があるのだとか。
確かに、右利きだと道路の右側にドリンクがあった方が取りやすいですよね。
世界の多くの国では日本とは異なり右側通行ですから、準備がしやすい歩道側に給水所を設置すると自動的に右側になります!
ここは気がつかなかった・・・今までもマラソンの中継を見たことがありましたが、単に歩道側にあるね・・・位にしか思っていませんでした。
ちなみに、日本と同じ左側通行のシドニーオリンピックやロンドンオリンピックはほぼ右側に給水所を設置したとか。

日本の大会関係者はより長い時間交通規制をする為に右側設置は難しいとし、近日来日する国際陸連(?)の関係者にも左側の設置を説明するそうです。

これはイベントが頻繁に開催されて交通規制が度々発生するというのならばしょうがないですが、オリンピックですからね。マラソンだけならば2日間程度でそれぞれ数時間の規制ですから(競歩もなのかな?)、ここは日本の大会関係者の皆さんだけではなく行政や警察を巻き込んで右側設置、できないですかね?
※休日と言うこともありますが、東京マラソンの交通規制はそれほど大きな問題になっていないと思いますよ。