東日本の震災では、大きな混乱や暴動もなく人々が行動したとして世界の人から称賛されたと言われる日本人。私もそうだと思っていましたが・・・ね。

熊本の地震ではSNSが活躍しました。ガソリンスタンドに並んでいる人々の列に割り込んだTVの中継車がいた事(該当するTV局が認めたそうですから事実でしょう)が暴かれたのは決して悪くない使われ方でしたが、どうも「毒が混入された」等と関東大震災のデマを模範した輩まででたそうで。また、デマや誤認の情報が飛び交ったともありますよね。

まぁ、大量の情報が流れるのがインターネットであり、それを簡単に使える様にしたのがSNSという見方もできますから、こういう大量の情報を整理する能力を人間が獲得するまで数百年はかかるでしょう。その頃にはもっとデータ量が増えているから、無理でしょうけれどね。 → 過去にはこんな事も書いていました

それにしても、「叩く」というのはどーしたものか。
日常的にネットでの叩きはありますが、ある芸能人が熊本の地震で自宅が全壊してしまった事を書いたら「もっと大変な人がいる!慎め!」等と叩かれたとか。いやさ、芸能人かもしれないけれど、自宅が全壊したら気丈にふるまえる人もいれば弱気になったり愚痴を言ったりしてもいいと思うですけれどね。同じ人間なんだし。
被災地に入り込んで悪さを働く輩を叩くのはいーと思うのですけど、ちょっとした事で自粛しろとか言うのは違うかな?とも。

震災の件に限った事ではなく、最近はちょっとした事で叩くのが横行していますからね。
なんかギスギスしていて生きづらい。