神奈川の厚木市にある公園に掲示されていた看板だそうです。

Twitterより

数年前より丹沢近郊でヤマビルが話題になっているのは新聞の地方版などにでていたので知っていました。
元々、山歩きをする方たちの間では、東丹沢は「ヤマビルの聖地」と呼ばれていたそうです。一説では鳥屋地区(今度のリニア新幹線の車両基地ができると言われている場所ですね)には古来より生息していたそうですが、近年は東丹沢一帯に生息域を広げるだけではなく、山を越えて丹沢湖がある西丹沢でも生息が確認されているようです。
※鳥屋地区といえば早戸川があります。鳥屋地区の奥地との事ですから、早戸川の上流域なのでしょうか?早戸川は長らく遊びの場所でしたので、意外・・・(^ ^)

生息域を広げた理由として、これまた近年増えすぎたといわれる鹿があるようです。蹄の隙間にくっついて移動するのだとか。
一時期は鹿を保護した事もあり、近年では麓でも鹿害が出るほど生息しているとの事。確かに、深夜の丹沢を走ると、鹿をいっぱい見るものなぁ。

とまあ、ヤマビルの繁殖息が広がっている理由としては鹿が取り上げられているのですれど、実際には別の理由もあるようです。
これまた近年ハイキングや山ガールが話題になったこともあり、山に立ち入る人が増えたこと。その人達にくっついたヤマビルが市街地でも吸血による被害をだしているのでは?とも言われています。
バスに乗った人がヤマビルの被害にあう。でも、この方は山に立ち入っていないのです。という事は、ハイキングなどで山に立ち入った人にくっついてきたヤマビルがバスの車内で別の人にくっついて血を吸っていたという流れが考えられます。
上記の写真は厚木市内ですが、それほど山奥の公園でもないようですし(森の里みたいです)、そもそも厚木市って元々ヤマビルの聖地といわれる鳥屋地区とも離れていて、清川村を挟んでいますからね。

以前、丹沢の山歩きのブログとかホームページを探した事があったのですが(釣り情報とか丹沢に落ちた軍用機の情報が欲しかった)、大抵冬季に立ち入った情報なんです。なんで夏場の記事が少ないのだろう?と思っていたのですが、ひょっとしたらヤマビルを警戒して冬季に歩くのかもしれないですね(^ ^)