110番通報をするとね
人生の中で、110番通報をする機会ってそう多くはないはずです。多くの人は1度も経験しないでしょうねぇ。それが普通です(^ ^)
私は夜釣りに行ったり、それ以前も港湾部に夜間出かけることが多くて(理由は聞かないで(^ ^))、そういう場所に行くと割といけない事に遭遇しちゃうんですよ。車内であからさまに薬物をやっていたりとか、ね。
普通、110番通報をすると管制センターみたいな場所につながって、管制官(担当の警察官)とお話しをするだけなのですが、場合によっては3者通話とか4者通話になったりします。
20年前くらいに釣りに出かけたところ、車で走っていたらわき道から飛び出してきた車が2台。あぶないなぁ?と思いながらも特に気にも留めず、飲み物を買いに自動販売機がまとめて置いてある場所まで走っていきました。車から降りて自販機で飲み物を買い、車に戻ろうとすると・・・少し離れた対向車線の路肩で止めてある車のそばに何人か集まってゴソゴソしています。どうも、さっきわき道から飛び出してきた車らしい。そのうちの1台のリアナンバーを外そうとしているみたい。
こちらの事は気にしていないらしいのですが、そーっと車に戻り車内から様子を伺っていると、リアのナンバープレートを強引に外し、フロントのナンバープレートも外したらしい。そして、もう1台の車のトランクに外したナンバープレートを放り込むと、1台の車に乗って走り去りました。
あぁ、これって車両の不法投棄の現場ね♪
エンジンをかけ、Uターンをして走り去った車の方へ行ってみます。すると、数百m先の信号で止まっていまして、追いつきました。ここで110番通報?
最初はどうも車の不法投棄の現場に出くわしたらしい事、車種とナンバーに進行方向と乗っている人数を伝えます。その通話の途中で別の警察官の方が「これはどういう話?」と言う感じで通話に入ってきました。
先ほどまで話をしていたのは県警の管制センターの人で、途中参加は所轄の担当者の様です。さらにもう1名追加。機捜隊かどこかの様です。
現在も後ろにくっついて走っている事と、走行地点を随時伝えていたところ「追跡を打ち切ってください」との事。たぶん、パトカーの手配ができたのでしょう。この間、約10分。
翌朝、所轄署から事情を聞きたいという事で訪れると聴取書を書きますとの事でした。見た事を説明しながら所轄の人から教えてもらった事は、「最近車の不法投棄が増えていて困っていた(捜査に手間がかかるらしい)」,「通報の内容からすぐに検挙できたこと(追跡を打ち切ってくださいと言われたすぐ後に目的の車がすぐ見つかったらしい)」,「通報の内容通りトランクからナンバーが見つかった事」,「なかなか現場からリアルタイムな通報はないが、珍しいケースだった事」でした。
4者通話の経験はこの時だけかなぁ。3者通話は何度かありますよ(^ ^)
ただ、お巡りさんも私の事が気に入っているらしく、時々青い署名入りのファンレターを手渡してくれるのですけれど・・・これは勘弁してほしいなぁ!(笑)
ファンレターにサインは要求されないと思うのね…。
自分も立ちまわる先と時間に問題があるのか110番通報も高速道路の非常電話も何度通話したかわかりませんが、残念ながら事件性とリアルタイム性の両者が高いものに遭遇したことがないせいか、三者、四者通話の経験はありません。どういう感じなんだろう…一度経験してみたい。
mattさん
意外とチャンスが多くて3者通話が体験しやすいのは、深夜に走るタクシーの行灯を要チェック!(^ ^)
あー、そっちかー!
確かに僕は夜間走行が多いのとタクシー業界に友人が何人か居るので行灯は気をつけて見てますが、未だかつて通報すべき事態には立ち会ったことがありません。平和なのは良いことですが…同時に三者通話してみたいと願う気持ちあったりなんかして。