「日本国憲法を口語訳してみた」がなかなか興味深い
最近話題なのが憲法の解釈と改憲ではないでしょうか?
普段馴染みが無い憲法を口語訳してみたという記事がなかなか興味深いです。
例えば、憲法の前文はこんな感じです。
前文
俺らはちゃんとみんなで選んだトップを通じて、うちらのそのガキのまたガキのために、ご近所さんと仲良くして、みんなが好きなことできるようにするよ。
また戦争みたいなひどいことを起こさないって決めて、国の基本は国民にあることを声を大にして言うぜ。それがこの憲法だ。
そもそも政治っていうのは、俺ら国民が政治家を信頼して力を与えてるものであって、本質的に俺達のものであるんだ。あれだ、リンカーンの言った「民衆の民衆のための民衆による政治」ってやつ。
この考え方は人類がみんな目標にするべき基本であって、この憲法はそれに従うよ。そんでそれに反するような法律とかは認めないぜ。
俺らはやっぱ平和がいいと思うし、人間って本質的にはちゃんとうまくやっていけるようにできてると信じるから、同じように平和であってほしいと思う外国を信頼するぜ。その上で俺達はちゃんと生きていこうと決めたっちゃ。
平和を守って、奴隷制度みたいな酷いこととか、偏見とか差別をなくそうとしている世界の中でちゃんと活動したいと思うのね。名誉ある地位っていうかさ、かっこいいじゃん。 その上で声を大にして言うよ。
「全世界の人は、みんな、なににも怯えることなく、飢えることもなく、平和に生きる権利を持っている」ということだ。 この理想は俺達の国だけじゃなくて他のあらゆる国にも通用するもので、このことを守ることは各国の義務だよ。
という具合です。
私にはとても馴染みやすく、そして分かりやすく感じました(^ ^)
果たしてこの口語訳が正しく訳されているのか?また、話題の9条の口語訳はどうなのだろう?と興味を持った方はBUZZ NEWSさんや原文を読んでみると良いかもしれませんね。
個人的には、この口語訳された憲法を読む限り、とても基本的で良い事が書かれていると感じましたよ。
そして、「俺らはやっぱ平和がいいと思うし、人間って本質的にはちゃんとうまくやっていけるようにできてると信じるから、同じように平和であってほしいと思う外国を信頼するぜ。」という考え方は正しいと思うし、それを世界へ広めるのが最良とも思います。これであれば解釈の問題とか改憲の問題は起きません。
しかし、現実にはなかなかそうもいかないもの。
それらを踏まえて、集団的自衛権や憲法の解釈,改憲について色々考えてみるのが良いと思いますね。
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