えっと、先日Windows8(64bit)をThinkPadのX220iにインストールしました。

インストールにあたっては、元々載っていたHDDを320GBから500GBに載せ替えました。Windows7(32bit)の環境はそのままコピーしましたので、500GBのHDDのうち320GB分はそのままWin7の環境で、残りがWin8になります。あとはメモリを8GBに増設したかな。

まぁ、HDDの交換も「HDDの厚さ」でだいぶ難儀したのですけれど、LenovoさんからThinkPad用のHDDを購入したので解決。さて、Win8の導入です。

元々のWin7は生かしたままでWin8とのデュアルブート環境が希望でした。検索すると、製品リリース前のRC版とかではかなり実例がありますが、本番バージョンでは例が紹介されていません。まぁ、大丈夫でしょう。
早速、Win8をDVDから立ち上げます。何の苦も無くデュアルブート環境の構成はできるようです。昔はOSを共存させるというのは結構面倒だったのですけれどね。ここまでOSメーカーがやるというのは・・・Win8が不安なの??(笑)

インストールは進んでいくのですが・・・最初の関門はプロダクトキーの入力です。まぁ、怪しいコピーでもない限りは引っかからないでしょう。が・・・

ハマりました。プロダクトキーを入力しても「検証できません」として受け付けてくれません。シールに印刷してあるプロダクトキーが小さい文字なので、デジカメで撮影して大きく表示させてみましたが一緒。間違えやすい文字(「B」と「8」とか、「6」と「G」とか)も一通り試しましたが、ダメでした。この時点で深夜です。
マイクロソフトさんのサイトを探しましたが、プロダクトキーを入力してアクティベーションで引っかかった時の解決方法は掲載されていますけれど、プロダクトキーそのもので引っかかった時の例はありません。そーだよな。
何度試してもプロダクトキーを受け付けてくれなかったので、マイクロソフトさんに応援を求めることにしました。ですが、サポートに電話したくても、この手のサポートは昼間しか受け付けていないようです。

さて、昼間にマイクロソフトさんのサポートに電話してみました。どこにかけてよいのかが分からなかったので、色々と電話をかけることになりました。
まぁ、受け付けてくれるところを見つけて、オペレーターのお姉さんに現状を話をします。1点説明するごとに一旦電話は保留となり、どうもSVの人か誰かに確認しているようです。しょうがないけれどね、「DSP版を受け付けるかどうか?」くらいはその場で回答できた方が良いと思いますよ(^^)
このお姉さんへの説明などで15分ほど。やっと、有償サポートならば受け付けてもらえるそうです。DSP版なんだからしょうがないのだけれど、有償なんだ・・・(笑)
※ハマりたくない人は製品版を買いましょう!電話のサポートは優先的にやってもらえるはずです。

次に有償サポートの手続きをするお姉さんです。えっとえっと、料金は後払いで良いそうですが、4,200円ですか。サポートの人件費を考えたら安いとは思うけれど、1万円ほどのOSの4割ですか(^^)
でも、お願いしないと買ったWin8は無駄になるのでお願いすることにしました。ここで約10分。
※ちなみに、マイクロソフト側に原因があった場合は無料だそうです。そりゃそーだな(笑)

次はサポートのお姉さんです。とっても良い声で落ち着いた対応で好印象ですね。だけれど、あまり技術に詳しくないんだな。僕、一般の人じゃないからズバッと聞いてズバッと答えてくれると嬉しいのだけれど(笑)
お姉さんとしばらくお話をしましたが、結局原因は分からず。後で電話を貰うことになりました。

数時間後、電話がかかってきます。で、対応としては「プロダクトキーが正規のものかを調べたい」という事と、「増設したメモリ(4GB)を外して試してほしい」との事でした。まぁ、プロダクトキーを調べてもらうのはお願いするとして、メモリなの??
メモリが壊れていて、走っている最中に暴走するとかなら分かるのだけれど、今は暴走していない。単にプロダクトキーを受け付けないだけ。BIOSでも認識しているし、Win7でDiskキャッシュに使っても問題なかったよ。
プログラムの作りとして普通に考えたら考えにくいよね??
とは思いつつも、試してみることにして電話を切りました。

その晩、増設分のメモリを外してインストールを試してみます。
通りました!(笑)
これはビックリ。

サクサクとインストールは進みます。なんで??
インストールが終わって、一通り動かしてみたのですが、特に問題はなし。なので、外したメモリを戻して8GB状態にします。
当然、8GBでもWin8は動きます(笑)

どうも納得がいかないので、色々な方法でメモリのテストをしてみました。詳しくは書かないですけれど、かなり精度の良い方法で元々の4GBと増設の8GBの両方をチェックしましたよ。やっぱりメモリは壊れていない。うーみゅ??

後日、マイクロソフトのお姉さんから電話がかかってきて、この状況を話しました。どうも、件数は少ないけれどもメモリを外すとインストールできることが何件かあったようです。そーなんだ。あてずっぼうじゃなかったんだ(爆)
まぁ、無事にWin8をインストールできたのですけれど、数日間かかりましたよ(^^)


でね、結局有償サポートの4,200円はかかるらしい。
これ、インストーラーで変なチェックが入っているプログラム上の問題だと思うのだけれど・・・4,200円はかかるんだ。
「こうやれば動く」という実例が増えたはずなんだけれど、4,200円はかかるんだ(^^)

まぁ、飲み屋のお姉さんとお話ししたと思えば安いもんだし、人件費を考えたら妥当な金額だとは思います。
4,200円が高いとかの問題じゃなくて、客観的に見た場合、ロジックからすればWin8のインストーラーに問題がある可能性が高いのですね。私もちょこっとはプログラムを書きますから、何をやっているのかは想像がつく。
マイクロソフトさん内部(の技術部門)では、なんでインストーラーがハネたかは分かっているはずです。だって、意図的にチェックしてハネているのだから。

でも、動けば4,200円は払うんだ・・・(^^)