昨日、さんざんTwitterで愚痴ったのですけれど、通勤電車には弱冷房車がありますよね?なんで弱暖房車がないのでしょう。

夏は寒すぎていけないという事で、弱暖房車が用意されています。乗客は2択とはいえ自分の好みや体調に合わせて車内温度を選ぶことができます。
ところが、冬の暖房には弱暖房車がありません。私は暑いのが苦手なのですが、問答無用に決められた暖房の車両を利用するしかありません。

ちょっと調べてみたところ、「電車の暖房の温度はどうやって決めているの?」というページがありました。
このページによると、JR東日本の冷房車は26度で、弱冷房車が28度の設定だそうです。また、暖房は20度の設定とか。

夏場の気温ですが、気象庁のデータベースによると、今年(2012年)の8月に東京の最高気温は35.7度だそうです。平均の最高気温は33度くらいでしょうか。例えば、最高気温の時に冷房車の設定温度との差は9.7度です。
ところが、まだ冬本番ではない今日(11月27日)の21時現在の気温は9度です。暖房の設定温度との差は11度。つまり、現時点での気温ですら夏場の温度差より差が大きい訳です。これが冬本番になればもっと差が開きます。

冬場はこの数度の気温でも寒くない様な衣服を着て歩いています。その後に電車に乗る訳ですから、体感の気温差はもっとありますね。新幹線とかは上着を脱ぐことができますけれど、通勤時間帯の電車では上着を脱いで乗る事はできません。
事実、ここのところ電車に乗っていて気分が悪くなってしまい途中の駅でホームに降りて身体を冷ますという事が良くあります。だから、いつまでたっても目的地に着かないのです・・・

冷房が苦手に人もいるように、暖房が苦手な人だっています。電鉄各社には是非とも検討していただきたいです。
暖房が弱くなれば、節電の効果も多少なりともあると思うのですけれど。