先日、三菱のミラージュに関する記事を読んでいました。記事に中で新しい言葉を発見。それは、「ガラ車」だそうです。

ミラージュは国際戦略車。これに対して、日本市場に特化した車を「ガラパゴス車」と呼ぶのだそうです。
このガラパゴス車の例が日本の軽自動車。まさに、日本だけの車ですね。
記事ではホンダのN BOX+。日本市場で売り、日本の工場の雇用を守るために徹底して造りこまれた車として取り上げられています。このN BOX+は私も興味を持っていて、色々と調べた事があります。実車を見なくても分かるその造りこみ。元々軽自動車という規格自体が日本市場だけのものではありますが、軽自動車じゃなくてもここまで造りこまれれば売れるだろうなぁ?と感じる1台です。

事実、ミラージュは100万円前後で、一番高いグレードでも120万円台です。対して、N BOX+は一番安くて135万円。一番高いターボ付きは190万円近いのです!軽自動車が・・・ですよ!?

日本は不景気です。確かに不景気なのですが、バブル期の様に「高ければなんでも売れる」という事ではなくて、「消費者の目が肥えた」というべきだと思います。だから、安いリッターカーも売れるけれど、高付加価値で高価な軽自動車も売れるんです。
事実、「ガラケー」の言葉を生んだ携帯電話。スマホが出回り始めた時にはその特異性に「ガラケー」の呼び名が付きましたが、今はどうですか?Android端末なんてガラケーばりに日本専用の機能を造りこんできましたし、台湾のHTC等は日本専用モデルとしてauからHTC Jをリリースする位です。
それ位に日本の市場は特異なんですけれどね。日本で揉まれた製品やサービスは海外でも通用します。価格が合わないのは機能を削れば良いのです。機能を付け足して洗練されるのには時間がかかりますが、ダウンサイジングをするのは簡単です。きっと(^-^)